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『ハリー・ポッター』シングルマザーの邂逅

公開日: : 最終更新日:2015/11/08

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昨日USJの『ハリー・ポッター』のアトラクションが
オープンしたと言う事で話題になってます。

この暑さにもかかわらず、
作品のコスプレで挑むファンの姿もチラホラ。
真夏にコートなんて、熱中症にならないのかしら?

さて、自分とこの作品との出会いは結構古くて、
まだ映像化される前に原作を手にしていました。

当時勤めいていた印刷会社が
『ハリー・ポッター』の専属印刷会社だったため、
無料で本を分けてもらったものです。

翻訳者の松岡祐子氏も、
工場視察で現場に来られた事もありました。

「ハリーのことで何かありましたら、私に聞いてくださいね」
熱烈なファンの同僚に話していたのを覚えています。

この松岡氏、ご主人が作った出版社静山社の現社長さん。

ご主人が亡くなられて、
会社存続の危機に陥ったときに『ハリー・ポッター』に出会い、
作者のJ・K・ローリング氏に直談判しにいったと聞きます。

ローリング氏はあまたある翻訳権の依頼にシビアで、
なかなかオーケーを出さないと有名だったらしいのですが、
松岡氏のことはすぐ気に入って、
「あなたになら」と翻訳権を譲ってくれたらしいです。

ただ、翻訳権を獲得したからと言っても
それで成功を確約された訳ではありません。

なにがしらの確信というか信念があったからこそ、
現在があるのでしょう。

J・K・ローリング氏といえば、
第一巻『ハリー・ポッターと賢者の石』を書いた当時、
シングルマザーで生活保護を受け、
子どもを幼稚園におくったあと、
カフェに入り浸って執筆したと言う苦労話が有名です。

意外だったのは、彼女は今まだ40代と若く、
第一巻の頃は20代だったかもしれません。

そんな彼女を突き進めさせる推進力とは
いったい何だったのでしょうか?

夢に向かって活動している人は星の数ほどいます。
ただ、本当に夢をつかむのはひとにぎり。

どんなに努力しても、
正しい場所で正しい方向で
正しくエネルギーを使わなければ、
ひとりよがりな夢で終わってしまいます。

ローリング氏が松岡氏を一目で共感したものとは?

一見無力にみえる存在の中の強さ。

きっと分かる人にしか分からない部分で
共感し合えたのでしょう。

『ハリー・ポッター』の印刷会社には
第三巻のころまで在籍していたのですが、
発売日が近く、スケジュール的にギリギリになっても
松岡氏が海外に飛んでいてつかまらないと、
制作進行がぼやいていました。

その頃、松岡氏は事業の成功で、
そんなに働かなくても稼げていたはずです。

上司がぼやいていました。
「やはり成功する人は、じっとしていないんだなあ」って。

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