*

「 アニメ 」 一覧

『なつぞら』自分の人生とは関係ないドラマのはずだったのに……

「アニメーターってなによ?」7歳になる息子が、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』の番宣でのセリフ「あたし、アニメーターになりたい!」というものへの質問。「イヤだな〜、おじいちゃんのお仕事じゃ

続きを見る

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 そこに自己治癒力はあるのか?

2019/06/19 | アニメ, 映画:カ行

自分はどストライクのガンダム世代。作家の福井晴敏さんの言葉にもあるが、あの頃の小学生男子にとってガンダムは義務教育の一環みたいなもの。いわばガンダムを知らなければ、友だちと会話ができない。

続きを見る

『ルパン三世 ルパンvs複製人間』カワイイものは好きですか?

先日『ルパン三世』の原作者であるモンキー・パンチさんが亡くなられた。平成が終わりに近づいて、昭和時代のアイコン的存在の人物たちが、急にこの世を去っていくような感じがする。なんだか本当に時代の流

続きを見る

『誘拐アンナ』高級酒と記憶の美化

知人である佐藤懐智監督の『誘拐アンナ』。60年代のフランス映画のオマージュ・アニメーション。佐藤懐智監督作品というと、社会風刺のピリリと辛い作風で、海外の映画賞を多数獲得している。 大手

続きを見る

『SLAM DUNK』クリエイターもケンカに強くないと

2019/04/04 | アニメ, 映画:サ行,

うちの子どもたちがバスケットボールを始めた。自分はバスケ未経験なので、すっかり親のスキルを超えてくれた。では有名な『スラムダンク』をみんなで観ましょうということになった。我が家のいちばん下の息

続きを見る

『インクレディブル・ファミリー』ウェルメイドのネクスト・ステージへ

2019/02/16 | アニメ, 映画:ア行

ピクサー作品にハズレは少ない。新作が出てくるたび、「また面白いんだろうな〜」と期待のハードルをかなり高くしていてもほとんど影響はない。これはブランドとしての企業努力の賜物。マーケットリサーチや

続きを見る

『銀河鉄道の夜』デザインセンスは笑いのセンス

自分の子どもたちには、ある程度児童文学の常識的な知識は持っていて欲しい。マンガばかり読んでいて、それを読書と勘違いしないで欲しい。文字で綴られた文章を読み解いていくことと、絵とセリフで構成され

続きを見る

『RAW 少女のめざめ』それは有害か無害か? 抑圧の行方

2018/12/15 | アニメ, 映画:ラ行

映画鑑賞中に失神者がでたと、煽るキャッチコピーのホラー映画『RAW』。なんだか怖いけど興味をそそるのは、宣伝としては大成功。映画祭では地味にいろいろ賞を獲っている。ユニバーサル映画が配給なので

続きを見る

『犬ヶ島』オシャレという煙に巻かれて

ウェス・アンダーソン監督の作品は、必ず興味を惹くのだけれど、鑑賞後は必ず疲労と倦怠感がのしかかってくる。おそらく映画の情報量があまりに多いので、単純に疲れてしまうのだろう。 このストップ

続きを見る

『ボス・ベイビー』新しい家族なんていらないよ!

2018/11/28 | アニメ, 映画:ハ行

近年のドリームワークス・アニメーションの作品が日本では劇場公開されなくなっていた。『ヒックとドラゴン2』や『カンフー・パンダ3』は日本以外の海外では大ヒット。『トロールズ』のジャスティン・ティ

続きを見る

『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』 喪の仕事エンターテイメント

作品全体からなんとも言えない不安感が漂っている。不思議なエンタ

『映画大好きポンポさん』 いざ狂気と破滅の世界へ!

アニメーション映画『映画大好きポンポさん』。どう転んでも自分か

『ゴッドファーザー 最終章』 虚構と現実のファミリービジネス

昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本家・三谷幸喜さん

『たちあがる女』 ひとりの行動が世界を変えるか?

人から勧められた映画『たちあがる女』。中年女性が平原で微笑むキ

『LAMB ラム』 愛情ってなんだ?

なんとも不穏な映画。アイスランドの映画の日本配給も珍しい。とに

→もっと見る

PAGE TOP ↑