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「 本 」 一覧

イヤなヤツなのに魅力的『苦役列車』

2015/04/21 | 映画:カ行,

  西村堅太氏の芥川賞受賞作『苦役列車』の映画化。 原作は私小説。 日本の人気原作ものの映像化作品は つまらないものが常なのだが、この作品は面白い。 原作にない場面も面白い

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『境界のRINNE』やっぱり昔の漫画家はていねい

2015/04/15 | アニメ,

  ウチでは小さな子がいるので Eテレがかかっていることが多い。 でも土日の夕方の、青年向けアニメになると 子どもたちは嫌がって、ニュースの方がマシと言う。 日本のアニメは怖い

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『がんばっていきまっしょい』青春映画は半ドキュメンタリーがいい

2015/04/13 | 映画:カ行,

  今年はウチの子どもたちが相次いで進学した。 新学年の入学式というのは 期待と不安が入り交じっている。 これからこの場所でどんなことが 起こるんだろう? 子どもを通して

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宇多田ヒカル Meets 三島由紀夫『春の雪』

2015/04/09 | 映画:ハ行, , 音楽

  昨日は4月になったにもかかわらず、 東京でも雪が降りました。 ということで『春の雪』。 三島由紀夫氏作の『春の雪』の映画化。 原作は『豊穣の月』4部作の1作目にあたり、 最終章

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原作への愛を感じる『ドラえもん のび太の恐竜2006』

2015/03/26 | アニメ, 映画:タ行,

  今年は『ドラえもん』映画化の 35周年だそうです。 3歳になる息子のお気に入り映画 『ドラえもん のび太の恐竜2006』。 数あるドラえもん映画の中でも 特にこの作品

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夢物語じゃないリサーチ力『マイノリティ・リポート』

2015/03/25 | 映画:マ行,

  未来描写でディストピアとも ユートピアともとれる不思議な映画、 スピルバーグ監督の『マイノリティ・リポート』。 この映画に出てくる車のデザインや、 空間にタッチパネル映

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男は泣き、女は勇気をもらう『ジョゼと虎と魚たち』

2015/01/15 | 映画:サ行,

  この映画『ジョゼと虎と魚たち』。 公開当時、ミニシアター渋谷シネクイントに 長蛇の列に並んで観た記憶がある。 当時単館作品で、しかも日本映画で ここまで人気があるのは珍

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『おさるのジョージ』嗚呼、黄色い帽子のおじさん……。

2015/01/05 | アニメ, 映画:ア行,

  もうすぐ3歳になろうとするウチの息子は イヤイヤ期真っ最中。 なにをするにも否定するので、 親の忍耐力が試されます。 いま息子のお気に入りは『おさるのジョージ』。 テ

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『坂本龍一×東京新聞』目先の利益を優先しない工夫

2014/12/05 | , 音楽

  「二つの意見があったら、 人は信じたい方を選ぶ」 これは本書の中で坂本龍一さん (以下教授)が言った言葉。 「これをやったら金持ちになれるかもよ」 そう言われると

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高田純次さんに学ぶ処世術『適当教典』

2014/12/02 |

  日本人は「きまじめ」だけど「ふまじめ」。 決められたことや、過酷な仕事でも 我慢してやりこなす「きまじめ」な国民性だけど、 足下の問題や、家族や社会の問題を きちんと考

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『髪結いの亭主』 夢の時間、行間の現実

映画『髪結いの亭主』が日本で公開されたのは1991年。渋谷の道

『PERFECT DAYS』 俗世は捨てたはずなのに

ドイツの監督ヴィム・ヴェンダースが日本で撮った『PERFECT

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー volume 3』 創造キャラクターの人権は?

ハリウッド映画のスーパーヒーロー疲れが語られ始めて久しい。マー

『ショーイング・アップ』 誰もが考えて生きている

アメリカ映画の「インディーズ映画の至宝」と言われているケリー・

『ゴールデンカムイ』 集え、奇人たちの宴ッ‼︎

『ゴールデンカムイ』の記事を書く前に大きな問題があった。作中で

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