「 本 」 一覧
『ワールド・ウォーZ』ゾンビものとディザスターもののイノベーション
ブラッド・ピットが自ら製作も手がけた 映画『ワールド・ウォーZ』。 ゾンビものとディザスターものを ミックスさせた映画。 突如として疫病のごとく ゾンビが世界中に
大人になれない中年男のメタファー『テッド』
大ヒットした喋るテディベアが主人公の映画『テッド』。 熊のぬいぐるみとマーク・ウォールバーグのコンビで R指定と聞いて、作品の趣旨はピンと来た。 これは大人になれないおじ
『思い出のマーニー』 好きと伝える誇らしさと因縁
ジブリ映画の最新作である『思い出のマーニー』。 自分の周りでは、女性の評判はあまり良くなく、 男性の方が好評価なので、百聞は一見に如かず。 男性には新鮮で、女性にとっては 当たり前
『あしたのジョー』は死んだのか?
先日『あしたのジョー』の主人公矢吹丈の ライバル・力石徹役の仲村秀生氏が亡くなりました。 ご冥福をお祈り致します。 さて、ジョーは最終回で ホセ・メンドーサとの対決後、 真っ白に
ある意味アグレッシブな子ども向け映画『河童のクゥと夏休み』
アニメ映画『河童のクゥと夏休み』。 良い意味でクレイジーな子ども向けアニメ映画です。 上映時間が2時間半近くあるのも常識を越えている。 地味な映画だったので、 自分は当
宿命も、運命も、優しく包み込む『夕凪の街 桜の国』
広島の原爆がテーマのマンガ。 こうの史代氏著『夕凪の街 桜の国』。 戦争や原爆をテーマにすると どぎつい絵柄を想像しがちだが、 この作品のタッチは優しい。 終戦の
逆境も笑い飛ばせ! 日本人のユーモアセンスは!?『団地ともお』
『団地ともお』は小学生。 母親と中学生になる姉と 三人で団地暮らし。 父親は単身赴任で別居中。 父親不在のこの家庭、 ときどきお父さんが帰ってくる エピソードがある
『STAND BY ME ドラえもん』 大人は感動、子どもには不要な哀しみ?
映画『STAND BY ME ドラえもん』を 5歳になる娘と一緒に観に行きました。 ドラえもん初の3DCG作品であり、 原作のチョイスも感動編や恋愛編などの 評判が良かったものばか
『TOMORROW 明日』 忘れがちな長崎のこと
本日8月9日は長崎の原爆の日。 とかく原爆といえば広島ばかりが とりざたされますが、本作は長崎が舞台。 映画『TOMORROW 明日』は 黒木和雄監督の 戦争レクイエム三部作