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「 本 」 一覧

『ワンダー 君は太陽』親になってわかること

2019/03/03 | 映画:ワ行,

自分はお涙頂戴の映画は苦手だ。この『ワンダー』は、予告編からして涙を誘いそうな予感がする。原作は有名なベストセラー。この映画に興味を示したのは、自分よりも家族たちだった。 主人公は10歳

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『薔薇の名前』難解な語り口の理由

2019/02/09 | 映画:ハ行,

あまりテレビを観ない自分でも、Eテレの『100分de名著』は面白くて、毎回録画してチェックしている。ちょっと前にウンベルト・エーコの『薔薇の名前』を扱っていた。 ショーン・コネリーとクリ

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『マグノリアの花たち』芝居カボチャとかしましく

2019/01/17 | 映画:マ行,

年末テレビの健康番組で、糖尿病の特集をしていた。糖尿病といえば、糖分の摂取を制限される病気だと思っていた。番組で紹介していたのは、糖が足りなくてなる糖尿病。 『マグノリアの花たち』でジュ

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『銀河鉄道の夜』デザインセンスは笑いのセンス

自分の子どもたちには、ある程度児童文学の常識的な知識は持っていて欲しい。マンガばかり読んでいて、それを読書と勘違いしないで欲しい。文字で綴られた文章を読み解いていくことと、絵とセリフで構成され

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『今日から俺は‼︎』子どもっぽい正統派

テレビドラマ『今日から俺は‼︎』が面白かった。 最近自分はすっかり日本のエンターテイメント作品を観ることが少なくなった。同じような作品ばかりになってしまっているのもそうだが、製作者側にモ

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『レディ・プレイヤー1』やり残しの多い賢者

御歳71歳になるスティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』は、日本公開時もかなり話題になっていた。80年代を中心に流行ったポップカルチャーのキャラクターたちが画面のあちこち

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『ローガン』どーんと落ち込むスーパーヒーロー映画

映画製作時、どんな方向性でその作品を作るのか、事前に綿密に打ち合わせがされる。制作費が高ければ高いほど、偉い人たちが集まって、どこまでどれくらいお金がかけられて、どんな客層がどれくらい財布の紐

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『フェイクニュース』 拮抗する日本メディア

2018/11/03 | ドラマ, 映画:ハ行,

自分はすっかり日本の最新作は観なくなってしまった。海外作品でも、テレビドラマのようなシリーズが長いものは最後まで観れる自信がないので、はなから鑑賞を諦めてる。だから日本のテレビドラマなんて観る

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『否定と肯定』感情を煽るものはヤバい

2018/10/31 | 映画:ハ行,

製作にイギリスのBBCもクレジットされている英米合作映画『否定と肯定』。原題は『Denial』と「否定」だけのストレートなもの。邦題はちょっとマイルドに薄めた感がする。 この映画は日本の

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『聲の形』頭の悪いフリをして生きるということ

自分は萌えアニメが苦手。萌えアニメはソフトポルノだという偏見はなかなか拭えない。最近の日本のアニメやマンガは、売れればなんでもありの描写が増え、大人が観ても病んでしまいそうなものばかりになって

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『不適切にもほどがある!』 断罪しちゃダメですか?

クドカンこと宮藤官九郎さん脚本によるドラマ『不適切にもほどがあ

『デューン 砂の惑星 PART2』 お山の大将になりたい!

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演の『デューン

『マーベルズ』 エンタメ映画のこれから

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作『マーベ

『髪結いの亭主』 夢の時間、行間の現実

映画『髪結いの亭主』が日本で公開されたのは1991年。渋谷の道

『PERFECT DAYS』 俗世は捨てたはずなのに

ドイツの監督ヴィム・ヴェンダースが日本で撮った『PERFECT

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