「 映画 」 一覧
『ロッキー』ここぞという瞬間はそう度々訪れない
『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセン監督が亡くなった。人生長く生きていると、かつて自分が影響を受けた作品の監督やら役者やら、どんどんこの世を去ってしまう。諸行無常とはまさにこのこと。ご冥福をお祈り
『誰がこれからのアニメをつくるのか?』さらなる大志を抱けたら
「日本が世界に誇るアニメ」などという手前味噌な恥ずかしいフレーズも、すっかり世の中に浸透してしまった。日本のアニメーションの制作現場は、それ以下はないほどの劣悪な環境だということも
『それでもボクはやってない』隠そうとしてもでてくるのが個性
2017/05/18 | 映画:サ行
満員電車で痴漢と疑われた男性が、駅のホームから飛び降りて逃走するというニュースが多発している。事故を起こして亡くなる人もでてしまったので、ちょっとした社会問題になりつつある。その男
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』虐待がつくりだす歪んだ社会
ウチの子どもたちも大好きな『ハリー・ポッター』シリーズ。こわいこわいと言いながらも、「エクスペクト・パトローナム!」とか魔法の呪文を唱えてあそんでる。映画版の当初はクリス・コロンバスが監督担当で、キッ
『async/坂本龍一』アートもカジュアルに
人の趣味嗜好はそうそう変わらない。 どんなに年月を経ても、若い頃に影響を受けて擦り込まれた好みは、歳を取っても大して変わらない。毎日やっているルーチンワークも、その人の一生からとらえたら
『キングコング 髑髏島の巨神』 映画体験と実体験と
なんどもリブートされている『キングコング』。前回は『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンが監督していた。オリジナル作品への愛が深すぎて、3時間の上映時間という、この手のジャンルには
『モアナと伝説の海』 ディズニーは民族も性別も超えて
ここ数年のディズニーアニメはノリに乗っている。公開する新作がどれも傑作で、興行的にも世界中で成功している。この『モアナと伝説の海』も、その上昇気流を途絶えることなく、さらにパワーアップした作品
『ゴーストバスターズ(2016)』 ヘムジーに学ぶ明るい生き方
アイヴァン・ライトマン監督作品『ゴーストバスターズ』は80年代を代表するブロックバスタームービー。自分も子どもの頃、夢中になって何度も観た。パート2もできたけど、そっちはなんとなく今まで観ずに
『帰ってきたヒトラー』 これが今のドイツの空気感?
公開時、自分の周りで好評だった『帰ってきたヒトラー』。毒のありそうな社会風刺コメディは大好物なので、とても興味の沸く作品だった。上映館も少なく、混んでいるとの噂も聞いていた。 ヒトラーが