*

『ブレードランナー』あなたはどうして好きなの?

公開日: : 最終更新日:2015/11/08 映画:ハ行

t02200352_0618098813157789291

『ブレードランナー』、
パート2の制作も最近決まった
カルト中のカルトムービーのSF映画。

自分が初めて観たのは10代のときレンタルビデオで。
当時はまだVHSビデオカセットで
なんとまあシネマスコープの作品を
テレビサイズにトリミングにした
かなりコンディションの悪いバージョンでの鑑賞。

あちこちの雑誌で取り扱われ、
アクションスターのハリソンフォード主演で
『エイリアン』のリドリースコット監督ということで
かなり期待していたがゆえに、
地味すぎる本作には、当初ピンと来なかった。

あとで確かめるようにレーザーディスクで
ノートリミング版を鑑賞して、その魅力に気づいた。

この映画は雰囲気を楽しむものなんだ!!

美術やライティング、音楽、ギミック……。
独自の世界観を楽しむ映画。

この映画は芸術家をはじめとする著名人達が
公開当時褒めちぎっていた記憶がある。
後のSF作品にも大きく影響を与えている。

もうコレを好きって言えば、
みんなアーティストになった気分。

自分は映画学校に進んだので、
普通の学校には映画ファンなんて少数しかいないけど、
これからはクラス全員が映画ファンなのだと、
映画談義が堂々と溢れんばかりにできると期待していた。

当然、『ブレードランナー』ファンも大勢いた。
でもそこで話されている内容は、
自分が想像していたものと違っていた。

やれ「蛇のロボットの型番知ってるか?」とか、
「主人公が持ってる銃の名前知ってるか?」とか……。

正直そんなことどうでもいい!!!

自分が話したいのは、
その映画を観てあなたは何を感じたか?
どう思ったか?ってこと。

そんなオタッキーなレベルの話はつまらない!!
当時もの凄く失望した記憶があります。

それ以来、自分は映画ファンを信用しなくなりました。
むしろ「映画なんてあんまりみてないな~」とか
言ってる人の方が、新鮮な感想を語ってくれたりして、
刺激になったりします。

自分は映画ファンであるのだけれど、
実は映画ファン同士とは、あまり気が合わないのです。

関連記事

松田優作と内田裕也にもってかれた『ブラックレイン』

今日は松田優作さんの命日。 高校生の頃、映画『ブラックレイン』を観た。 大好きな『ブ

記事を読む

『プライベート・ライアン』戦争の残虐性を疑似体験

討論好きなアメリカ人は、 時に加熱し過ぎてしまう事もしばしば。 ホントかウソかわから

記事を読む

『花とアリス』男が描く少女マンガの世界

岩井俊二監督作品『花とアリス』が アニメ化されるというニュースが来ましたね。 女の子

記事を読む

『バードマン』あるいはコミック・ヒーローの反乱

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の 新作がコメディと聞いて、まず疑った。

記事を読む

『ホビット』ずっと同じってのもね

映画『ホビット』三部作の完結編が公開されました。 自分はこの前シリーズにあたる 『ロ

記事を読む

『光とともに…』誰もが生きやすい世の中になるために

©戸部けいこ・秋田書店[/caption] 小学生の娘が、学校図書室から借りてきたマンガ『光

記事を読む

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』ブラックって?

ネット上の電子掲示板『2ちゃんねる』に たてられたスレッドを書籍化した 『ブラック会社に

記事を読む

『ヴァンパイア』お耽美キワもの映画

映画「ヴァンパイア」録画で観ました。岩井俊二がカナダで撮った映画です。ものすごく暗かった。ヴ

記事を読む

『ハイドリヒを撃て!』実録モノもスタイリッシュに

http://shoot-heydrich.com/[/caption] チェコとイギリス、

記事を読む

『美女と野獣』古きオリジナルへのリスペクトと、新たなLGBT共生社会へのエール

http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html

記事を読む

『風と共に去りぬ』時代を凌駕した人生観

小学生の娘が突然、映画『風と共に去りぬ』が観たいと言い出した。

『光とともに…』誰もが生きやすい世の中になるために

©戸部けいこ・秋田書店[/caption] 小学生の娘が、学校

『ゲゲゲの女房』本当に怖いマンガとは?

水木しげるさんの奥さんである武良布枝さんの自伝エッセイ『ゲゲゲ

『チャーリーとチョコレート工場』歪んだ愛情とその傷

映画が公開されてから時間が経って、その時の宣伝や熱狂が冷めたあ

『ドラゴンボール』元気玉の行方

http://www.maniado.jp/community/ne

→もっと見る

PAGE TOP ↑