*

女性が生きづらい世の中じゃね……『ブリジット・ジョーンズの日記』

公開日: : 最終更新日:2015/11/08 映画:ハ行,

t02200147_0300020113104931253

日本の都会でマナーが悪いワーストワンは
ついこの間まではおじさんがダントツでしたが、
最近では若い女性なのかもしれません。

例えば電車の中、
社内で化粧をしたり飲食をしたり、
老人を押しのけて座席奪って寝たふりしたり、
人を割り込んだり、わざとぶつかってきたり……。

最近電車内の若い女性が凶暴なので、
なるべく避けて電車に乗っています。

さて、どうして若い女性が
こうも凶暴になったのか?

これは本人ばかりが悪いとも言えないのです。
マナーの悪い女性を罰しても、
彼女たちは自覚がないので、いたちごっこ。

ずっとマナー最悪だった
おじさんたちと理由は全く同じ。
彼女たちも社会(会社)では
人間扱いされていないということ。

低賃金、重労働はあたりまえ。
本来若い女性ならチヤホヤされて当然なのに、
今はセクハラこそされても
チヤホヤするほど、男たちも余裕がない。

生活のために仕事をするのに、
いつの間にか仕事のための仕事をしてる。

人と会えば、親戚や親、
上司までもが「結婚はまだか」と
余計なお世話の話をしてくるし。
生きているだけでわずらわしい事ばかり。
そりゃマナーも悪くなる。

男の目から見ると、
若い女性というのは、優しくて上品なイメージ。
それが人の迷惑顧みない傍若無人な行動には
正直こちらもショックを受けてしまう。

マナーの悪い女性、みんなきれいにしてるし、
一見まじめそうにみえる。
自分が善良だと思っているけど、
周囲の目にはそう見えない。

これってとっても怖い事。
反面教師として、自分自身も見つめ直さなきゃ。

人として尊厳を受けていなければ、
人に敬意をはらうことなんて出来なくなる。
不平不満がつのるばかり……。

さて、2000年代はじめの
『ブリジット・ジョーンズの日記』は
キャリアウーマンの裏の姿を赤裸々に描いた作品。

女性の社会進出を晴れやかに描く作品が多い中、
美しくない若い独身女性の姿を活写。
現実なんてこんなもの。

赤裸々な若い女性の姿は
当時ショックだったのでしょう。
映画はR-15指定です。

「女性はこうあるべき」ってステレオタイプを
完全に逆らった表現だったのでしょうね。
しかし後の日本のドラマに
多大なる影響を与えたのは確かです。

相手役のコリン・ファースが
イギリスのテレビシリーズの『高慢の偏見』の
好演でハリウッドに進出したきっかけの作品でもある。

アベノミクスは「輝く女性」の活躍を推進して、
女性議員の登用をしたものの、
不祥事が相次いで露呈されている。

ここの女性議員は、女性の代表と言うよりは
男性社会にとって都合のいい女性たちのことでしょう。
そうなると「女性が輝く」社会作りは
してくれないのは一目瞭然。

日本は昔から男性中心の社会。
女性や子どもが生きづらい世の中は、
ホントは男性にも重責が架せられるばかりの
みんなが生きづらくなって行く社会構図。

バカな日本の男たちが決めたルールは、
女性や子ども老人を黙らせること。

先進国でここまで男尊女卑を
貫いている国も珍しい。

このまま日本人みんなが
ギスギスしてしまう世の中って、
どんなものなのかしら。

関連記事

『はじまりのうた』音楽は人生の潤滑油、勇気をくれる映画。

この『はじまりのうた』は、自分の周りでも評判が良く、とても気になっていた。当初は「どうせオシ

記事を読む

『ブレイブハート』かつてのスコットランド独立戦争の映画

スコットランドがイギリスから 独立するか否かの投票率は84%。 有権者の関心の高さが

記事を読む

『ビバリーヒルズ・コップ』映画が商品になるとき

今年は娘が小学校にあがり、初めての運動会を迎えた。自分は以前少しだけ小中高の学校のカメラマン

記事を読む

『沈黙 -サイレンス-』閉じている世界にて

©2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.[/captio

記事を読む

夢は必ず叶う!!『THE WINDS OF GOD』

俳優の今井雅之さんが5月28日に亡くなりました。 ご自身の作演出主演のライフワークでも

記事を読む

夢物語じゃないリサーチ力『マイノリティ・リポート』

未来描写でディストピアとも ユートピアともとれる不思議な映画、 スピルバーグ監督の『マイ

記事を読む

『リップヴァンウィンクルの花嫁』カワイくて陰惨、もしかしたら幸福も?

岩井俊二監督の新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』。なんともややこしいタイトル。岩井俊二監督

記事を読む

『ツレがうつになりまして。』鬱を身近に認知させた作品

鬱病を特別な人がなる病気ではなく、 誰をもいつなりうるか分からな事を 世間に広めるきっか

記事を読む

『赤ちゃん教育』涙もろくなったのは年齢のせいじゃない?

フランス文学の東大の先生・野崎歓氏が書いた育児エッセイ『赤ちゃん教育』。自分の子どもが赤ちゃ

記事を読む

『父と暮らせば』生きている限り、幸せをめざさなければならない

今日、2014年8月6日は69回目の原爆の日。 毎年、この頃くらいは戦争と平和について

記事を読む

『風と共に去りぬ』時代を凌駕した人生観

小学生の娘が突然、映画『風と共に去りぬ』が観たいと言い出した。

『光とともに…』誰もが生きやすい世の中になるために

©戸部けいこ・秋田書店[/caption] 小学生の娘が、学校

『ゲゲゲの女房』本当に怖いマンガとは?

水木しげるさんの奥さんである武良布枝さんの自伝エッセイ『ゲゲゲ

『チャーリーとチョコレート工場』歪んだ愛情とその傷

映画が公開されてから時間が経って、その時の宣伝や熱狂が冷めたあ

『ドラゴンボール』元気玉の行方

http://www.maniado.jp/community/ne

→もっと見る

PAGE TOP ↑