*

低予算か大作か?よくわからない映画『クロニクル』

公開日: : 最終更新日:2015/11/08 アニメ, 映画:カ行

t02200126_0700040013061390501

ダメダメ高校生三人組が、未知の物体と遭遇して
超能力を身につけるというSFもののハリウッド映画。

この映画の特徴はモキュメンタリーという、
架空の出来事をあたかも実際に
あったように演出するスタイル。

主人公たちがカメラの自撮りで撮影した映像を
後で編集したかのような構成の演出。

要するに前カットビデオ映像。
この手法は低予算映画にはもってこい。

以前『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』という映画で、
予算がないので全編ホームビデオで撮影したのだが、
その理由として登場人物がみんなビデオカメラを持って、
ホラー空間に入って行く演出にした。
映りの悪い映像が、かえってホラーの雰囲気を引き立たせた。

で、この『クロニクル』は果たして低予算なのか?

ビデオカメラの映像なのにも関わらず、
CGがふんだんに使われている。
やっぱりお金かかってるのかな?

この演出での効果は、ちゃっちいSFを
大仰にみせるためのカラクリでもあるけれど、
青春時代の雰囲気を伝える、別の効果も果たしてる。

SFとしてはなにも結論がでないので、やや見応えはないが、
こういった実験的な演出は好感が持てます。

日本のSFアニメの影響も多々みられます。
続編もつくるとか?

ただ、やっぱり正攻法で撮影された映画の方が
個人的には好みですけどね。

関連記事

『リアリティのダンス』ホドロフスキーとトラウマ

http://www.uplink.co.jp/dance/[/caption] アレハンド

記事を読む

『トイ・ストーリー・オブ・テラー』続々発表の新作短編、実は大人向け?

BSのDlifeで『トイストーリー』の 新作短編が放送された。 なんでも本邦初公開とのこ

記事を読む

『アナと雪の女王』からみる未来のエンターテイメント

『アナと雪の女王』は老若男女に受け入れられる 大ヒット作となりました。 でもディズニ

記事を読む

原作への愛を感じる『ドラえもん のび太の恐竜2006』

今年は『ドラえもん』映画化の 35周年だそうです。 3歳になる息子のお気に入り映画

記事を読む

マンガ原作でも世界中の大人が評価した『アデル、ブルーは熱い色』

日本とフランスの文化は似てる。 カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを受賞した『

記事を読む

25年経っても未だ続く『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』

何でも今年は『攻殻機動隊』の25周年記念だそうです。 この1995年発表の押井守監督作

記事を読む

『ジュブナイル』インスパイア・フロム・ドラえもん

『ALWAYS』シリーズや『永遠の0』の 山崎貴監督の処女作『ジュブナイル』。 この

記事を読む

『スターウォーズ/フォースの覚醒』語らざるべき新女性冒険譚

I have a goood feeling about this!! やっとこさ『ス

記事を読む

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』アメコミみたいなアイツ

http://www.ew.com/article/2015/07/23/mission-impo

記事を読む

『モアナと伝説の海』ディズニーは民族も性別も超えて

(C)2017 Disney. All Rights Reserved.[/caption]

記事を読む

『やさしい本泥棒』子どもも観れる戦争映画

http://video.foxjapan.com/release/

『君たちはどう生きるか』誇り高く生きるには

今、吉野源三郎著作の児童文学『君たちはどう生きるか』が話題にな

『ラースと、その彼女』心の病に真摯に向き合ったコメディ

いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの人気者になったライアン・ゴズリング。

『メッセージ』ひとりが幸せを感じることが宇宙を変える

http://www.bd-dvd.sonypictures.jp/

『ハイドリヒを撃て!』実録モノもスタイリッシュに

http://shoot-heydrich.com/[/captio

→もっと見る

PAGE TOP ↑