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『マトリックス』って続編はつまらないよね

公開日: : 最終更新日:2016/07/23 アニメ, メディア, 映画:マ行

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映画『マトリックス』はSFアクション映画の転機になるような作品だった。もうカッコいいという言葉がピッタリの映画。内容もビジュアルも過去のSF作品やアニメ・マンガの要素をふんだんに織り込んで、娯楽作品として充分過ぎるくらいの楽しい作品。監督のウォシャウスキー兄弟(現・姉弟)はプロデューサーのジョエル・シルバーに日本のアニメ『攻殻機動隊』をみせて、「これを実写で作りたい」と企画したというのは有名な話。

本作自体も様々なSF映画の影響を受けて、その後続する映画にも多大に影響を与えた『マトリックス』。一作目が好評に終わった後、ウォシャウスキー兄弟(現・姉弟)は「この作品は三部作の序章に過ぎない」と次回作を示唆した。で、二作目三作目は同時に撮影されたのだが、この続編二作がどうもよろしくない。

自分はSFは大好きなのだが、二作目にあたる『マトリックス リローデッド』があまりにつまらなくて困惑してしまった。一般公開が待ちきれず、先行ロードショーで大混雑の劇場で観たのだが、観客の多くは興奮しているようだったが、自分は退屈で帰りたくなってしまうほどだった。このつまらなさは一体どうしたものか? 多分に理屈っぽくなってしまったからだろう。SFやアニメはどうも理屈っぽいところに走ってしまいがち。良い塩梅に理屈っぽいのであれば、それは面白い要素になるのだが、理屈ばっかりだとどうしても萎えてしまう。それをまたマニアックなファンが理屈で分析し始めたら、もう逃げ出すしかなさそうだ。

もうここまで観たのだからと三作目『マトリックス レボリューションズ』も観てしまった。その頃はみんなすっかり『マトリックス』には飽きてしまったらしく、劇場もガラガラ。完結編にはアーマードロボットが出てきたのがカッコ良かったですね。パイロットはミフネ隊長。日本びいきのネーミング。
困ったのはラブシーン。恥ずかし描写が続く、それも長い!! 男と女がくっつけばラブシーンだろうという勘違い。やっぱりオタクのウォシャウスキー兄弟(現・姉弟)、恋愛なんて興味ないのに、とりあえず入れてみましたって感じ。そんなんだったらこんなラブシーンいらない。

とにかくシリーズを重ねるたびスケールが小さくなっていく『マトリックス』。当初の三部作構想はハッタリだったのも分かるし、ヒットの理由はテンポのいい音楽と映像のイマジネーションで感覚的なところ。けっして理屈っぽいところではない。

『リローデッド』のとき、つまらない映画なのにみんなが興奮して大騒ぎしているのがとても心配だった。あまりに話題になっていたので、しばらく本音は言わずにいたくらい。人はブランドに弱い。『マトリックス』は一作だけの名作かもしれない。

ブランドの無いウォシャウスキー兄弟(現・姉弟)の以後の作品もどれもパッとしないしね。

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