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『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』映画監督がロボットになる日

公開日: : アニメ, 映画:タ行

http://www.oricon.co.jp/news/2049911/full/

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やっとこさ子ども達と今年の映画『ドラえもん』を観た。毎年春になると、映画の『ドラえもん』が公開される。キャスト総入れ替えになってからは、藤子F不二雄氏が生前書いていた『大長編もの』のリメイクと、今のスタッフでのオリジナル新作との交互に製作されている。リメイク作は、ハリウッド映画顔負けの面白い作品が多いのだが、如何せんオリジナル作はどうもイマイチで、ガッカリしてしまうこともある。でもこの『〜宇宙英雄記』は、オリジナルだけど面白かった。適度にゆるくて、ちゃんと子ども向けにできてるの。

藤子F氏の原作は、本格的なSF作品で、高尚なテーマをはらんでいる。見ごたえがある分、子どもには難解だったりする。だからこそ我々の世代は、大人になってまたドラえもんを再読してしまう。自分のような背伸びしたい子どもにはそれでも良かったけど、やっぱり子ども向けはそれなりにカートゥーンであっていい。やっぱりアニメやマンガは、ある年齢がきたら飽きて卒業しなくちゃ。本格的な子ども向け作品が少ない分だけ、これからも子どもが純粋に楽しめる作風で作って欲しいです。今の時代では藤子F氏ほどの高尚さは必要ないのかも知れない。

この『〜宇宙英雄記』の中に、映画監督ロボット・バーガー監督というのが登場する。なんでハンバーガーの映画監督?と思ってウィキってみたら、スピルバーグのもじりなんだって。このバーガー監督に、作りたい映画のアイディアを言うと、それにそった映画を自分主演で演出してくれる。でも将来、映画もロボットが作りそうな気がする。

映画などの物語のひな形は、だいたいパターンがある。もしそこから外れると、観客は混乱して作品をつまらなく感じてしまう。キチンとしたひな形の上であれば、たいていみんな面白いと感じるらしい。創り手は、その限られたひな形の上に己の個性をぶつけていく。多少カッ飛んだ内容でも、このセオリーに則れば、観客は面白がってついてくる。成功している映画のほとんどが、この配分がうまくいってる。

そうなると『映画監督AI』なんかできて、こんなストーリーで、こんな登場人物がいて、こんな客層に来てもらいたくて、今こんなものが流行って……と、プログラムしていくと、自然とシナリオが出来上がってしまう。創作力よりリサーチ力。機械がつくった、数学的に解析された作品に感動させられる。なんとも味気ないけど、そんな可能性もある。

でもやっぱり、100パーセントロボットが映画を作ることはないかな? ハイビジョンが一般化されるとき、高画質で美術館へ足を運ばなくとも絵画が楽しめると言われていたけど、今そんな事言ったら笑われちゃう。映画作りに、今後AIを使うかもしれないけど、それでもそれを使う作家性は出てくるだろう。CG全般の時代になっても、ちゃっちくても模型の特撮の方が伝わるものもあります。やっぱり人が関わるアナログな要素が必要なんだと。

もしバーガー監督が発明されても、きっと映画監督は職を失わない! バーガー監督を使いこなして、新たな作品が生まれてくるのだ‼︎

これからいろんな機械が進歩して、いま人がやっている仕事をどんどん奪っていく可能性がある。そうなると将来的には今よりもっと、人間性が仕事に求められていくことでしょう。機械でもできることは機械に任せて、人間しか出来ないことに人は従事すればいい。求められるのはその人の人間性。これからの世界で重要なのは、想像力と創造力かと。

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