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『時をかける少女』フリーになって頭角を現した細田守監督

公開日: : 最終更新日:2015/11/08 アニメ, メディア, 映画:タ行,

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『時をかける少女』というと、自分の世代では
大林宣彦監督・原田知世主演の角川映画を思い出す。
なぜ今更リメイク? しかもアニメで?と正直思った。

このアニメは筒井康隆氏の原作とは離れ、
オリジナルのストーリーとなっている。
タイムループものは名作が多く、本作も然り。

当初は単館公開だったのが、
評判により全国公開へと拡大。

アニメは所詮男目線でつくられている。
本作も同じく、最初は男性アニメファンが騒ぎだし、
ネットの口コミで話題となっていった。

監督は細田守氏。
いまポストジブリの次代のアニメ界の
代表的な監督さんとなりました。

そもそも『ハウルの動く城』の監督をする予定だった。
それが頓挫して本作の監督として抜擢される。

かつて細野監督は大手アニメ会社の社員さん。
当時も監督として活躍はしていたものの、
やはりフリーになってから、
細田守監督という、個人の名前で作品が有名になっていく。

アニメをつくっている会社とて普通の会社。
クリエイティブには制限がある。

30分の連続アニメだと、制作費の都合もあり、
1本の作品に使える絵の枚数は限定されています。

制作費が低い場合、アニメーションにも関わらず
絵が動かせないなんてことは多々。

少ない枚数で時間を稼ぐと言う意味で、
日本のアニメは台詞劇がメインになったとも言える。

ここで嘘かホントかわからないけど、聞いた話。

ある大抜擢された新人監督が、
面白いものをつくりたい一心で、
規定の枚数オーバーしてつくったところ、
確かに面白い作品が出来たのですが、
完成後翌日、その新人監督のデスクが
撤去されていたとのこと。

会社のルールに従えない人物とみなされる。
それは会社員なのだから仕方ない。

細田守監督にそんなしがらみが
あったかどうかは知らないが、
会社から離れたことによって
はじめて頭角を現した監督さんでしょう。

組織にいる事のメリットとデメリット。
これからの働き方のいちサンプルとして
とらえていい事例でしょうね。

フリーで働くというのも、安易な道ではありません。
細田監督も『ハウル』の失敗あっての現在です。

名監督が誕生した道のりは、
シンデレラストーリーとはほど遠い、
地道な道のりだったと想像できます。

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