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ごあいさつ

2014年から始めたこのブログ。映画をつくる人・みる人・でてくる人、映画に関わるあらゆる人々の人生を探求せんと、表向きは志高く、その内心であわよくばの承認欲求を忍ばせて開設した。

実際ブログを始めてみると、アクセス数はそれほど芳いものではなかった。注目を浴びようとセンセーショナルな文体になると、やってくるのは諍いの炎ばかり。それは人生に要らない余計なストレス。辞めるか否かの試行錯誤でずるずる続けていると、楽しめる温度感が掴めてきた。どうやら自分はカリスマ・ブロガーにはなれないようだ。

いつしか、誰に読まれているということもなく、自分のためにブログを書くのが日常となった。なんとなくのひとりごと。でももしかしたら誰かが読んでいるかもしれない。そんなちょっとした緊張感もある。良い塩梅の拘束具。ブログを書くという行為が、セラピーのようになってきた。

ブログを開設した2014年に比べると、2022年の世の中は、更に生きづらいものとなった。かつては映画を観るような「趣味を持つこと」は、贅沢な行為だった。趣味があると、「暇なんだね」とバカにされた。しかしこの混沌とした現代となっては、推し活が大事となる。趣味があることが命綱。趣味に没頭して自身の命を護っていく。趣味があるのとないのでは、生き甲斐がまるで違う。

この不景気の世の中では、仕事を頑張って大成するのは難しい。ネットの世界でも現実世界でも、暴力的なマインドが蔓延っている。荒んだ世界をどうサバイブするか。ブログをすると調べ癖がつく。気になるところを幾つか試してみる。

・気の利いたひとことを言うよりも、余計なひとことを言わない工夫をする。
・何かひとつに没頭してその仕組みを知り、洞察力を身につける。
・自分の頭の中を外在化(アウトプット)して、脳内情報を整理する。
・自分の中の正義を疑い、メタ視点(客観性)を養う。
・必然性を盲信せず、偶然の揺らぎを楽しむ。
・小さな幸せをみつけられれば、大きな幸せへの近道となる。
・カッコいいよりも、カワイイを選ぶ。
・自己肯定感が高まれば、自然と他者に優しくなれる。
・そして何より自分自身を愛する。

メディアは自分次第で毒にも薬にもなる。「経済」と「政治」だけでは人間生活は成り立たない。もうひとつには「文化」が必要。人が人らしい社会を築くために必要な三本柱。文化が豊かになれば、人や社会も豊かになる。個人の心の平穏が、自ずと世界平和と繋がっていく。

映画をはじめとする、サブカルチャーのような文化産業(第三次産業)が、人類を救う日も夢物語ではない。ひとりごとは、更に続いていきそうだ。

2022.12.17.

 

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たくさん本を読むことは良いことだ。たくさんの物語に触れなさい。それはやがてあなたの人生に、ゆっくりと確実に良い影響を与えます。そう子どもの頃、聞かされていました。反面、マンガやテレビは悪影響と言われ、映画だけは教養を得られるものとされていました。

いま、溢れるような情報が行き交い、もうマンガだ映画だ本だと、ジャンルも制作意図もごちゃ混ぜとなって、私達の元へと届いてきます。芸術作品も商業作品も見分けがつかず、清濁一緒くた。人生を豊かにするための創作物に触れることで、逆に人生をダメにしてしまっている人も増えています。今存在している創作物とは一体なんなのか?

サブカルチャーをはじめ、ポップカルチャーはその時代を反映する鑑。今一度、クリエーターたちの創作物に触れて、ハッピーになれるヒントを探ろうとこのブログを開設しました。マスメディアに近からず遠からずの独自の視点で読み解いていきたいと思います。

人を幸福にも不幸にもしてしまうカルチャーとのつき合い方、距離感を模索していくのがこのブログの主旨です。人によっては辛く厳しい内容でもあるとのことです。このブログが合わないと感じた方は、お互いにとって損失になりますので、自己判断で速やかに退出してください。面白いなと感じた方はぜひ、このブログを楽しんでいっていただければ幸いです。

クリエイティブは本来、人生を豊かに生きるヒントがあるものと信じて。

2015.05.03.

 

 

 

 

 

 

 


公開日:
最終更新日:2022/12/17

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