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「 映画:カ行 」 一覧

『ゴッドファーザー 最終章』 虚構と現実のファミリービジネス

昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本家・三谷幸喜さんが、今回の大河ドラマ執筆にあたって参考にした作品に挙げていた『ゴッドファーザー』。日本の時代劇とイタリアンマフィア。権力争いで血で

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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 カワイイガンダムの積年の呪い

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が面白い。初期の『機動戦士ガンダム』は、自分は超どストライク世代。小学生の頃は、『ガンダム』に登場するロボット(劇中ではモビルスーツと呼ぶ)のプラモデル「

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『君の名は。』 距離を置くと大抵のものは綺麗に見える

2022/11/05 | アニメ, 映画:カ行

金曜ロードショーで新海誠監督の『君の名は。』が放送されていた。子どもが録画していたので、自分も観てみることにした。『君の名は。』が公開された2016年は邦画の当たり年。他にも『シン・ゴジラ』な

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『ゴーストバスターズ アフターライフ』 天才の顛末、天才の未来

コロナ禍真っ只中に『ゴーストバスターズ』シリーズの最新作『アフターライフ』が公開された。ネットでは「すごく面白かったけれど、映画館はガラガラだった」という感想が多かった。自分は、不評だった20

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『gifted ギフテッド』 お金の話はそろそろやめて人権の話をしよう

2022/10/08 | 映画:カ行, 配信

「ギフテッドを持つ子どもの支援を国をあげて始めましょう」というニュースがあがった。自分のSNSのTLが俄かにざわついていた。 そもそもギフテッドとはなんぞや。生まれつき天才的な才能を持つ

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『鎌倉殿の13人』 偉い人には近づくな!

2022/09/03 | ドラマ, 映画:カ行

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が面白い。以前の三谷幸喜さん脚本の大河ドラマ『真田丸』は、かなりハマって観ていた。何度も最初から観直していたくらい。『真田丸』は、大河ドラマ定番の戦国時代を舞

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『コーダ あいのうた』 諦めることへの最終章

2022/08/12 | 映画:カ行, 配信, 音楽

SNSで評判の良かった映画『コーダ』を観た。原題の『CODA』は、音楽用語の最終楽章の意味にもあたる。最終楽章の物語。それも聴覚障害者の家族の話と聞いていたので、お涙頂戴の悲しい話なのかと思ってい

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『このサイテーな世界の終わり』 老生か老衰か?

Netflixオリジナル・ドラマシリーズ『このサイテーな世界の終わり』。BTSのテテがこの作品について言及したことから、一気にトレンドに上がった作品。インフルエンサーの発言力に圧倒される。もし

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『鬼滅の刃 遊郭編』 テレビの未来

2021年の初め、テレビアニメの『鬼滅の刃』の新作の放送が発表された。我が家では家族みんなでハマっているこのシリーズ。年内放送とは言うものの、いつから放送開始なのかとモヤモヤするのはファン心理

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『君の名前で僕を呼んで』 知性はやさしさにあらわれる

2021/10/17 | 映画:カ行, , 音楽

SF超大作『DUNE』の公開も間近なティモシー・シャラメの出世作『君の名前で僕を呼んで』。イタリアの片田舎でのLGBTQ恋愛映画。年齢差のあるカップルのひと夏の体験ものではあるが、扱っている恋

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『THE FIRST SLAM DUNK』 人と協調し合える自立

話題のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』をや

『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +(プラス)』 推しは推せるときに推せ!

  新宿に『東急歌舞伎町タワー』という新しい商

『イニシェリン島の精霊』 人間関係の適切な距離感とは?

『イニシェリン島の精霊』という映画が、自分のSNSで話題になっ

『ドライブ・マイ・カー』 綺麗な精神疾患

映画『ドライブ・マイ・カー』が、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞

『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』 喪の仕事エンターテイメント

作品全体からなんとも言えない不安感が漂っている。不思議なエンタ

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