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「 本 」 一覧

『ゴールデンカムイ』 集え、奇人たちの宴ッ‼︎

『ゴールデンカムイ』の記事を書く前に大きな問題があった。作中でアイヌ文化を紹介している『ゴールデンカムイ』では、アイヌにまつわる名称に、カタカナの小文字が多用されている。アイヌには口伝で伝えら

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『葬送のフリーレン』 もしも永遠に若かったら

子どもが通っている絵画教室で、『葬送のフリーレン』の模写をしている子がいた。子どもたちの間ではいま、こんな作品が流行っているのかと軽く捉えていた。ロールプレイングゲームのようなファンタジー作品

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『ヴァチカンのエクソシスト』 悪魔は陽キャがお嫌い

SNSで評判だった『ヴァチカンのエクソシスト』を観た。自分は怖がりなので、ホラー映画が大の苦手。でも黒装束の神父が小さなスクーターに乗ってる画像を見て、これは笑えそうと興味が湧いてしまった。日

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『すずめの戸締り』 結局自分を救えるのは自分でしかない

新海誠監督の最新作『すずめの戸締り』を配信でやっと観た。この映画は日本公開の時点で、世界199ヵ国での公開が決定していた。そもそも199ヵ国って、世界にはどれだけの国があって、どれだけの言語に

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『MEGザ・モンスター』 映画ビジネスなら世界は協調できるか

2023/09/23 | 映画:マ行, , 配信

現在パート2が公開されている『MEGザ・モンスター』。このシリーズ第1弾を観てみた。それというのも身近にジェイソン・ステイサムのファンの方がいたのがきっかけ。そういえば今までジェイソン・ステイ

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『君たちはどう生きるか』 狂気のエンディングノート

※このブログはネタバレを含みます。 ジャン=リュック・ゴダール、大林宣彦、松本零士、大江健三郎、そして坂本龍一。自分が10代にもならない頃から影響を受けた表現者たちが、この一年で続々とこ

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『花束みたいな恋をした』 恋愛映画と思っていたら社会派だった件

菅田将暉さんと有村架純さん主演の恋愛映画『花束みたいな恋をした』。普段なら自分は絶対観ないようなタイプの映画。近年の日本の恋愛ものといえば、パートナーのどちらかが難病にかかるかマンガ原作の映像

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『推しの子』 キレイな嘘と地獄な現実

アニメ『推しの子』が2023年の春期のアニメで話題になっいるのは知っていた。我が子たちの学校でも話題になているらしい。家族からこの『推しの子』を観るように勧められた。でも自分は萌えアニメが苦手

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『進撃の巨人』 残酷な世界もユーモアで乗り越える

今更ながらアニメ『進撃の巨人』を観始めている。自分はホラー作品が苦手なので、『進撃の巨人』は一生縁のない作品だと思っていた。テレビアニメの放送権がNHKに移ってからは、よく『進撃の巨人』の特集

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『THE FIRST SLAM DUNK』 人と協調し合える自立

話題のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』をやっと観た。久しぶりに映画館での映画鑑賞。自分はここ数年で、映画を観るために劇場まで足を運ぶことがすっかりなくなった。それもこれも、

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『PERFECT DAYS』 俗世は捨てたはずなのに

ドイツの監督ヴィム・ヴェンダースが日本で撮った『PERFECT

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー volume 3』 創造キャラクターの人権は?

ハリウッド映画のスーパーヒーロー疲れが語られ始めて久しい。マー

『ショーイング・アップ』 誰もが考えて生きている

アメリカ映画の「インディーズ映画の至宝」と言われているケリー・

『ゴールデンカムイ』 集え、奇人たちの宴ッ‼︎

『ゴールデンカムイ』の記事を書く前に大きな問題があった。作中で

『フェイブルマンズ』 映画は人生を狂わすか?

スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』

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