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「 音楽 」 一覧

『サタンタンゴ』 観客もそそのかす商業芸術の実験

2025/12/20 | 映画:サ行, , 配信, 音楽

今年2025年のノーベル文化賞をクラスナホルカイ・ラースローが獲得した。クラスナホルカイ・ラースローとは、日本ではあまり馴染みのない作家さん。著作を調べてみると、邦訳されている作品はほとんどな

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『動くな、死ね、甦れ!』 過去の自分と旅をする

ずっと知り合いから勧められていたロシア映画『動くな、死ね、甦れ!』。自分ものこの映画はタイトルだけは知っていた。『動くな、死ね、甦れ!』。なんともインパクトのあるタイトル。でもどんな映画なのか

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『チェンソーマン レゼ編』 いつしかマトモに惹かされて

〈本ブログはネタバレを含みます〉 アニメ版の『チェンソーマン』が映画になって帰ってきた。自分は『チェンソーマン』はアニメ勢で、原作は読んでいない。『チェンソーマン』が最初のアニメ

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『cocoon』 くだらなくてかわいくてきれいなもの

2025/10/18 | 映画:カ行, , 音楽

自分は電子音楽が好き。最近では牛尾憲輔さんの音楽をよく聴いている。牛尾憲輔さんは電気グルーヴのサポートメンバーで、ソロユニットはagraph名義で活動してる。そしていま、いちばん人気のアニメ劇

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『僕らの世界が交わるまで』 自分の正しいは誰のもの

2025/10/11 | 映画:ハ行, 配信, 音楽

SNSで話題になっていた『僕らの世界が交わるまで』。ハートウォーミングなコメディであろうことは想像できるし、この邦題が本編の結末への重大なるネタバレであることも予想できる。プロットをみると、D

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『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』 映画鑑賞という祭り

アニメ版の『鬼滅の刃』がやっと最終段階に入ってきた。コロナ禍のステイホーム時期に、どうやって時間を過ごしたらいいかわからない人々が、映像配信サブスクでさまざまな作品を探しまわった。コロナ禍で打

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『舟を編む』 生きづらさのその先

三浦しをんさんの小説『舟を編む』は、ときどき日常でも話題にあがる。松田龍平さんと宮崎あおいさん主演の映画も「おもしろいよ」とよく聴く。いつかは観たい作品だとは思っていたが、なかなか観るきっかけ

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『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

2025/08/16 | 映画:カ行, , 配信, 音楽

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴史とか政治とか、それに便乗したレイシストの影響が大きい。どちらの国でも若い人たちの方がお互いのカルチャーにリスペクトがあり、影響し

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『LAZARUS ラザロ』 The 外資系国産アニメ

この数年自分は、SNSでエンタメ情報を得ることが多くなってきた。自分は基本的に洋画が好き。日本での洋画人気は廃れてきている。シネコンでの洋画の扱いは、朝8時から上映のモーニングショーか、夜9時

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『ロボット・ドリームズ』 幸せは執着を越えて

『ロボット・ドリームズ』というアニメがSNSで評判だった。フランスとスペインの合作でアメリカが舞台。世界では3Dアニメが全盛にも関わらず、この作品は手描きの2Dアニメでつくられている。ヨーロッ

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『ナミビアの砂漠』 生きづらさ観察記

日曜日の朝にフジテレビで放送している番組『ボクらの時代』に俳優

『サタンタンゴ』 観客もそそのかす商業芸術の実験

今年2025年のノーベル文化賞をクラスナホルカイ・ラースローが

『教皇選挙』 わけがわからなくなってわかるもの

映画『教皇選挙』が日本でもヒットしていると、この映画が公開時に

『たかが世界の終わり』 さらに新しい恐るべき子ども

グザヴィエ・ドラン監督の名前は、よくクリエーターの中で名前が出

『動くな、死ね、甦れ!』 過去の自分と旅をする

ずっと知り合いから勧められていたロシア映画『動くな、死ね、甦れ

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