「 音楽 」 一覧
『アメリカン・ユートピア』 歩んできた道は間違いじゃなかった
トーキング・ヘッズのライブ映画『ストップ・メイキング・センス』を初めて観たのは、自分がまだ高校生のとき。ピーター・バラカンさんのラジオ番組で紹介してた。彼が勧める作品に狂いはないと、10代の自
『スタンド・バイ・ミー』 現実逃避できない恐怖映画
日本テレビの『金曜ロードショー』のリクエスト放映が楽しい。選ばれる作品は80〜90年代の大ヒット映画。自分のような中年には、最も多感で影響を受けやすい時期に観た作品ばかり。 当時のハリウ
『ジョーズ』 刷り込みでないと言ってくれ!
平日の昼間に放送しているテレビ東京の『午後のロードショー』は、いつも気になっていた。80年代90年代に大ヒットしたブロッックバスター映画が、しれっと毎日放送されている。平日の午後なら、大抵の人
『トーチソング・トリロジー』 ただ幸せになりたいだけなのにね
最近日本でもようやく意識が高まりつつあるジェンダー問題。オリンピック関係者の女性蔑視発言で、海外から批判を集めたのも要因のひとつ。いままで国内では許されていた考え方も、世界標準で捉えたら後進的
『デューン/砂の惑星(1984年)』 呪われた作品か失敗作か?
コロナ禍で映画業界は、すっかり先行きが見えなくなってしまった。ハリウッド映画の公開は延期に次ぐ延期。世界の映画産業はすっかり止まってしまった。それに引き換え日本の映画館は、『鬼滅の刃』の大ヒッ
『TENET テネット』 テクノのライブみたいな映画。所謂メタドラえもん!
ストーリーはさっぱり理解できないんだけど、カッコいいからいい! クリストファー・ノーランの新作『TENET テネット』の観賞後一番の感想はそれ。 もちろん映画を観る前から、SNSでは同じ
『パラサイト 半地下の家族』 国境を越えた多様性韓流エンタメ
ここのところの韓流エンターテイメントのパワーがすごい。音楽ではBTSが、アメリカのビルボードで一位をとったりもしている。世界のアイドルといえば、圧倒的に欧米人、白人ばかりのイメージだった。でも