「 映画館 」 一覧
『パフューム ある人殺しの物語』 狂人の言い訳
パトリック・ジュースキントの小説『香水 ある人殺しの物語』の文庫本が、本屋さんで平積みされていた。なんでも又吉直樹さんが、テレビ番組でこの本を紹介したのがきっかけで増刷になったらしい。そういえ
『アメリカン・ユートピア』 歩んできた道は間違いじゃなかった
トーキング・ヘッズのライブ映画『ストップ・メイキング・センス』を初めて観たのは、自分がまだ高校生のとき。ピーター・バラカンさんのラジオ番組で紹介してた。彼が勧める作品に狂いはないと、10代の自
『ノマドランド』 求ム 深入りしない人間関係
アメリカ映画『ノマドランド』が、第93回アカデミー賞を受賞した。日本では3月からこの映画は公開されている。コロナ禍の影響で映画館の客足が遠のいているのか、はたまた作品自体が地味なのか、公開から
『JUNO ジュノ』 ピンクじゃなくてオレンジな
ジェイソン・ライトマン監督の『JUNO ジュノ』は、エリオット・ペイジがまだエレン・ペイジ名義で俳優をしていたときの2008年の作品。10代の女子学生の妊娠を描いた作品。 この映画を観に
『ミッドサマー』 共感する力を手に入れろ!
映画ファンの中で話題になった、アリ・アスター監督の『ミッドサマー』。この映画の日本公開は2020年の2月。ちょうどコロナが世間を騒がせ始めた頃。自分はホラー映画は大の苦手なのだけれど、この映画
『TENET テネット』 テクノのライブみたいな映画。所謂メタドラえもん!
ストーリーはさっぱり理解できないんだけど、カッコいいからいい! クリストファー・ノーランの新作『TENET テネット』の観賞後一番の感想はそれ。 もちろん映画を観る前から、SNSでは同じ
『スター・ウォーズ/スカイ・ウォーカーの夜明け』映画の終焉と未来
『スターウォーズ』が終わってしまった! シリーズ第1作が公開されたのは1977年。小学校にもまだ入っていない私は、この映画が観たくて観たくて仕方がなかった。日本のアニメのような世界観を、