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『HAPPYEND』 モヤモヤしながら生きていく

2025/06/07 | 映画:ハ行, 配信, 音楽

空音央監督の長編フィクション第1作『HAPPYEND』。空音央監督の前作はドキュメンタリー音楽映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』。空音央監督は坂本龍一さんの実子。坂本龍一さ

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『メダリスト』 障害と才能と

映像配信のサブスクで何度も勧めてくる萌えアニメの作品がある。自分は萌えアニメが苦手なので、絶対観ないだろうとその絵柄だけで判断してしまう。どうもサブスクのアルゴリズムがバグっているようだ。サブ

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『マルホランド・ドライブ』 整理整頓された悪夢

2025/05/24 | 映画:マ行, 配信

映画監督のデヴィッド・リンチが亡くなった。自分が小学生の頃、この監督の出世作である『エレファント・マン』をテレビ観て衝撃を受けた。劇場公開時、泣ける感動作と言われていた。でも自分にはこの映画の

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『侍タイムスリッパー』 日本映画の未来はいずこへ

昨年2024年の夏、自分のSNSは映画『侍タイムスリッパー』の話題で沸いていた。映画ファンが多い自分のタイムライン。ここで評判にあがる作品は、たいていはずれたことがない。『侍タイムスリッパー』

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『ホットスポット』 特殊能力、だから何?

2025年1月、自分のSNSがテレビドラマ『ホットスポット』で沸いていた。自分は最近ではほとんど日本のテレビドラマを観なくなっている。『ホットスポット』は、バカリズムさんが脚本を担当していると

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『チ。 ー地球の運動についてー』 夢に殉ずる夢をみる

マンガの『チ。』の存在を知ったのは、電車の吊り広告だった。『チ。』というへんなタイトルがキャッチーだった。絵柄からして怖そうな内容なのは想像がつく。なんでも地動説が題材の中世ヨーロッパの話だっ

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『ブータン 山の教室』 世界一幸せな国から、ここではないどこかへ

世の中が殺伐としている。映画やアニメなどの創作作品も、エキセントリックで暴力的な題材ばかり。もっと心穏やかになれる場所はないだろうか。 昨年日本でも公開された『お坊さまと鉄砲』というタイ

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『関心領域』 怪物たちの宴、見ない聞かない絶対言わない

2025/04/19 | 映画:カ行, , 配信

昨年のアカデミー賞の外国語映画部門で、国際長編映画優秀賞を獲った映画『関心領域』。日本が舞台となったヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』と並んで、世界の映画祭で『関心領域』は

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『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』 坂本龍一、アーティストがコンテンツになるとき

今年の正月は坂本龍一ざんまいだった。1月2日には、そのとき東京都現代美術館で開催されていた『坂本龍一 | 音を視る 時を聴く』展覧会へ行った。1月3日は、その流れでその日公開のライブ映画『Ry

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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』 刷り込み世代との世代交代

今度の新作のガンダムは、『エヴァンゲリオン』のスタッフで制作されるらしい。自分のような古参のオタクは、『エヴァゲリオン』も『機動戦士ガンダム』も、どちらの作品もリアルタイムで体験している。こう

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『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴

『LAZARUS ラザロ』 The 外資系国産アニメ

この数年自分は、SNSでエンタメ情報を得ることが多くなってきた

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 みんな良い人でいて欲しい

『牯嶺街少年殺人事件』という台湾映画が公開されたのは90年初期

『パスト ライブス 再会』 歩んだ道を確かめる

なんとも行間の多い映画。24年にわたる話を2時間弱で描いていく

『ロボット・ドリームズ』 幸せは執着を越えて

『ロボット・ドリームズ』というアニメがSNSで評判だった。フラ

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