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「 映画:タ行 」 一覧

『チ。 ー地球の運動についてー』 夢に殉ずる夢をみる

マンガの『チ。』の存在を知ったのは、電車の吊り広告だった。『チ。』というへんなタイトルがキャッチーだった。絵柄からして怖そうな内容なのは想像がつく。なんでも地動説が題材の中世ヨーロッパの話だっ

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『デッドプール&ウルヴァリン』 マルチバース、ずるい

ディズニープラスの年末年始の大目玉作品といえば、『インサイド・ヘッド2』かこの『デッドプール&ウルヴァリン』だった。ディズニーの手のひらに乗せられて、その目玉作品を攻略してやろうではあ

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『T・Pぼん』 マンスプレイニングはほどほどに

Netflixで藤子・F・不二雄原作の『T・Pぼん』がアニメ化された。Netflix製作となれば、潤沢な資金のもとの作品づくりが有名。ケチ臭い日本の製作状況とは話が違う。ある程度のクオリティが

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『ダンダダン』 古いサブカルネタで新感覚の萌えアニメ?

『ダンダダン』というタイトルのマンガがあると聞いて、昭和生まれの自分は、真っ先に演歌歌手の段田男(だんだだん)さんを思い浮かべてしまった。『アンパンマン』にも似た名前のロボットが出てくる。イン

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『チャレンジャーズ』 重要なのは結果よりプロセス!

2024/09/21 | 映画:タ行, 配信, 音楽

ゼンデイヤ主演のテニス映画『チャレンジャーズ』が面白いとネットで話題になっていた。なんでも劇伴がテクノとか。自分はテクノが好きなので、スポーツものの試合場面で、上手にテクノミュージックがシンク

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『太陽がいっぱい』 付き合う相手に気をつけろ

2024/09/14 | 映画:タ行, , 配信

アラン・ドロンが亡くなった。訃報の数日前、『太陽がいっぱい』を観たばかりだった。観るきっかけは、パリ・オリンピックのとき、自分の好きなフランス映画を挙げている人がネットで散見されたことから。そうい

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『ツイスター』 エンタメが愛した数式

2024/09/07 | 映画:タ行, 配信, 音楽

2024年の夏、前作から18年経ってシリーズ最新作『ツイスターズ』が発表された。そういえば前作の『ツイスター』は観ていただろうか。『ツイスター』公開当時、ものすごい話題作になっていたし、映画館へ行

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『太陽を盗んだ男』 追い詰められたインテリ

長谷川和彦監督、沢田研二さん主演の『太陽を盗んだ男』を観た。自分の中ではすっかり観た気になっていたが、これが初見だった。自分が小学生のころ、森田芳光監督で沢田研二さん主演の『ときめきに死す』を

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『ダンジョン飯』 健康第一で虚構の彼方へ

『ダンジョン飯』というタイトルはインパクトがありすぎた。『ダンジョン飯』という、なんとも不味そうな飯のイメージ。ダンジョン飯、嗚呼、ダンジョン飯。『メイプル超合金』に匹敵するくらい、奥歯にキー

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『デューン 砂の惑星 PART2』 お山の大将になりたい!

2024/04/06 | 映画:タ行, 映画館

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演の『デューン』の続編映画。超巨大製作費でつくられた超オタク映画。前作は気難しいおじさんが好みそうな理屈責め全開のASD映画だった。長すぎる説明

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『侍タイムスリッパー』 日本映画の未来はいずこへ

昨年2024年の夏、自分のSNSは映画『侍タイムスリッパー』の

『ホットスポット』 特殊能力、だから何?

2025年1月、自分のSNSがテレビドラマ『ホットスポット』で

『チ。 ー地球の運動についてー』 夢に殉ずる夢をみる

マンガの『チ。』の存在を知ったのは、電車の吊り広告だった。『チ

『ブータン 山の教室』 世界一幸せな国から、ここではないどこかへ

世の中が殺伐としている。映画やアニメなどの創作作品も、エキセン

『関心領域』 怪物たちの宴、見ない聞かない絶対言わない

昨年のアカデミー賞の外国語映画部門で、国際長編映画優秀賞を獲っ

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