*

「 本 」 一覧

『チェンソーマン レゼ編』 いつしかマトモに惹かされて

〈本ブログはネタバレを含みます〉 アニメ版の『チェンソーマン』が映画になって帰ってきた。自分は『チェンソーマン』はアニメ勢で、原作は読んでいない。『チェンソーマン』が最初のアニメ

続きを見る

『ヒックとドラゴン(2025年)』 自分の居場所をつくる方法

アメリカのアニメスタジオ・ドリームワークス制作の『ヒックとドラゴン』が実写化された。アニメの実写化で成功した作品は数少ない。にわかに地雷臭しかしてこない企画。あの名作『ヒックとドラゴン』を汚さ

続きを見る

『大長編 タローマン 万博大爆発』 脳がバグる本気の厨二病悪夢

『タローマン』の映画を観に行ってしまった。そもそも『タローマン』とはなんぞやとなる。2022年に開催された岡本太郎さんの大回顧展『展覧会 岡本太郎』の開催記念に制作された特撮ものが『タローマン

続きを見る

『cocoon』 くだらなくてかわいくてきれいなもの

2025/10/18 | 映画:カ行, , 音楽

自分は電子音楽が好き。最近では牛尾憲輔さんの音楽をよく聴いている。牛尾憲輔さんは電気グルーヴのサポートメンバーで、ソロユニットはagraph名義で活動してる。そしていま、いちばん人気のアニメ劇

続きを見る

『トクサツガガガ』 みんなで普通の人のフリをする

ずっと気になっていたNHKドラマ『トクサツガガガ』を観た。今やNHKのお気に入り俳優の小芝風花さんのドラマ初主演作とのこと。小芝風花さんは、今や CMでも引っ張りだこの売れっ子で、メディアで見

続きを見る

『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』 映画鑑賞という祭り

アニメ版の『鬼滅の刃』がやっと最終段階に入ってきた。コロナ禍のステイホーム時期に、どうやって時間を過ごしたらいいかわからない人々が、映像配信サブスクでさまざまな作品を探しまわった。コロナ禍で打

続きを見る

『ひとりでしにたい』 面倒なことに蓋をしない

カレー沢薫さん原作のマンガ『ひとりでしにたい』は、ネットでよく読んでいた。そもそもカレー沢薫さんを知ったのは、自身の発達障害の治療の様子をマンガにした『なおりはしないが、ましになる』を知ったの

続きを見る

『舟を編む』 生きづらさのその先

三浦しをんさんの小説『舟を編む』は、ときどき日常でも話題にあがる。松田龍平さんと宮崎あおいさん主演の映画も「おもしろいよ」とよく聴く。いつかは観たい作品だとは思っていたが、なかなか観るきっかけ

続きを見る

『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

2025/08/16 | 映画:カ行, , 配信, 音楽

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴史とか政治とか、それに便乗したレイシストの影響が大きい。どちらの国でも若い人たちの方がお互いのカルチャーにリスペクトがあり、影響し

続きを見る

『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』 自立とはなんだろう

2025/07/12 | 映画:ラ行, , 配信

イラストレーターのヒグチユウコさんのポスターでこの映画を知った。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』と、タイトルからして悲しい展開が予想できる。ヒグチユウコさんのイラストは、擬人化された子

続きを見る

『教皇選挙』 わけがわからなくなってわかるもの

映画『教皇選挙』が日本でもヒットしていると、この映画が公開時に

『たかが世界の終わり』 さらに新しい恐るべき子ども

グザヴィエ・ドラン監督の名前は、よくクリエーターの中で名前が出

『動くな、死ね、甦れ!』 過去の自分と旅をする

ずっと知り合いから勧められていたロシア映画『動くな、死ね、甦れ

『チェンソーマン レゼ編』 いつしかマトモに惹かされて

〈本ブログはネタバレを含みます〉 アニメ版の『チ

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』 普通に生きるという特殊能力

リチャード・カーティス監督の『アバウト・タイム』は、ときどき話

→もっと見る

PAGE TOP ↑