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ファンとクリエーターの境目とは?

公開日: : 最終更新日:2019/06/15 映画, 未分類

 

自分は若い頃、
映像の専門学校へ通ってました。

学校へ通う目的と言うのは様々です。

こういった資格の無いクリエーターの学校は
漠然と通ったのでは、あまり効果的ではない。

学校に集まるのは
一般的に映像作品のファンが多い。

なんとなく映画監督になりたいという
おぼろげな夢を抱いている。

別段作りたいものがある訳ではない。

そもそも有名になるくらい活躍する人は、
最初から学校で教わろうとは考えない。

好きな作品があるなら、
そこの制作会社や監督に
直に会いに行ったりして、
早々と現場に潜り込んでいる。

自分も含めて、
学校で何かを教わろうという
受け身のスタンスでは、そもそもアウト。

ただ、学校にもプロで活躍している人が
紛れ込んでいることがある。

それは大抵、自分の表現の確認のため。

ファンとクリーエーター。
似て非なるもの。

ファンは好きな作品を
好きすぎて研究してしまう。

頭が固まって、
それ以外はありえないくらい
神格化してしまう。
もうこうなったら怖くて何も作れない。

クリエーターの人は、
理屈より先に手が動いている。
まずカタチにしてみて、
違和感がないかどんどん試行錯誤していく。

頭で考えているものと、
実際カタチになっているもの。
作ってみないと分からないものもある。
しっくりいかなければどんどん破壊していく。

モノ作りとは本来そういったもの。
壊す決断は、創造するときに不可欠。

うまく行かなかったら都度、軌道修正。

決断力がつくので、人間的にも魅力がでてくる。

もっとも重要なのは、
当初の青写真通りに、正確に作ることではない。

多くの人に受け入れられる作品を作ること。

凄くなる人は学校へ行く前に、
すでに始めているのです。

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