*

「 本 」 一覧

『チェンソーマン』 サブカル永劫回帰で見えたもの

マンガ『チェンソーマン』は、映画好きにはグッとくる内容だとは以前から聞いていた。絵柄からしてセックス・アンド・バイオレンスな感じ。これは自分には衝撃が強過ぎるだろうと警戒。満を持してアニメ化が

続きを見る

『東京卍リベンジャーズ』 天才の生い立ちと取り巻く社会

子どもたちの間で人気沸騰中の『東京卍リベンジャーズ』、通称『東リベ』。面白いと評判。でもヤンキー漫画がなぜ? なんでも主人公にはタイムリープ能力があって、死んでしまった仲間を、過去と現在を行き

続きを見る

『護られなかった者たちへ』 明日は我が身の虚構と現実

2022/10/22 | 映画:マ行, , 配信

子どもの学校の先生が映画好きとのこと。余談で最近観た、良かった映画の話をしていたらしい。その先生は、どのジャンルも万遍なく観る方なのがラインナップでわかる。自分も好きな作品もあげていた。その中

続きを見る

『ロード・オブ・ザ・リング』 ファンタージーがファンタジーのままならば

Amazonのオリジナル・ドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪』が配信開始になった。なんでもドラマシリーズ過去最大の制作費がかかっているらしい。月額550円のAmazon pri

続きを見る

『星の子』 愛情からの歪みについて

2022/08/21 | 映画:ハ行, , 配信

今、多くの日本中の人たちが気になるニュース、宗教と政治問題。その中でも宗教二世問題は、今まであまり考えられてこなかった。親がやっている宗教を、その子どもがどう受けとめているか。そもそもが、子ど

続きを見る

『あしたのジョー2』 破滅を背負ってくれた…あいつ

Amazon primeでテレビアニメの『あしたのジョー』と『あしたのジョー2』が配信された。1960年代から原作がスタート、アニメ版は自分が物心つく頃には、夕方の再放送で何度も流れていた。面

続きを見る

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 問題を乗り越えるテクニック

2022/06/25 | 映画:マ行, 映画館,

映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』は、日本公開当時に劇場で観た。アメリカの911同時多発テロで父親を亡くした少年オスカーの物語。彼が父の死を受け入れるまでを穏やかに描いている。

続きを見る

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 マイノリティとエンターテイメント

2022/04/30 | 映画:ハ行, 映画館,

小学生の息子は『ハリー・ポッター』が好き。これも親からの英才教育の賜物(?)なので、もちろん この『ファンタスティック・ビースト』も、親よりも詳しく観ている。『ファンタスティック・ビースト(フ

続きを見る

『このサイテーな世界の終わり』 老生か老衰か?

Netflixオリジナル・ドラマシリーズ『このサイテーな世界の終わり』。BTSのテテがこの作品について言及したことから、一気にトレンドに上がった作品。インフルエンサーの発言力に圧倒される。もし

続きを見る

『鬼滅の刃 遊郭編』 テレビの未来

2021年の初め、テレビアニメの『鬼滅の刃』の新作の放送が発表された。我が家では家族みんなでハマっているこのシリーズ。年内放送とは言うものの、いつから放送開始なのかとモヤモヤするのはファン心理

続きを見る

『ウェンズデー』  モノトーンの10代

気になっていたNetflixのドラマシリーズ『ウェンズデー』を

『坂の上の雲』 明治時代から昭和を読み解く

NHKドラマ『坂の上の雲』の再放送が始まった。海外のドラマだと

『ビートルジュース』 ゴシック少女リーパー(R(L)eaper)!

『ビートルジュース』の続編新作が36年ぶりに制作された。正直自

『ボーはおそれている』 被害者意識の加害者

なんじゃこりゃ、と鑑賞後になるトンデモ映画。前作『ミッドサマー

『夜明けのすべて』 嫌な奴の理由

三宅唱監督の『夜明けのすべて』が、自分のSNSのTLでよく話題

→もっと見る

PAGE TOP ↑