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「 ドラマ 」 一覧

『透明なゆりかご』 優しい誤解を選んでいく

NHKで放送していたドラマ『透明なゆりかご』。産婦人科が舞台の医療もの。これは御涙頂戴の典型的なパターンの作品とみた。泣くのは疲れる。道徳的な作品に下手なことは言えない。自然と敬遠していた。主

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『ワンダヴィジョン』 おのれの感覚を疑え!

このコロナ禍で映画に接する意識がすっかり変わってしまった。今まで映画は映画館で鑑賞するものと頑なに信じていた。ただ、年々高騰していく映画館の入場料にも困っていた。日々の生活も忙し過ぎて、映画館

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『のだめカンタービレ』 約束された道だけど

久しぶりにマンガの『のだめカンタービレ』が読みたくなった。昨年の2021年が連載開始20周年ということ。いままさに、表紙描きおろしの新装版が発売されている。このマンガは上野樹里さんが主演でドラ

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『イカゲーム』 社会風刺と娯楽性

いま韓国サブカルチャーが世界を席巻している。ポン・ジュノ監督の『パラサイト』が韓国語で制作されているにも関わらず、米国アカデミー賞を受賞したのも記憶に新しい。コロナ禍では、BTSがアメリカのビ

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『アンという名の少女』 戦慄の赤毛のアン

NetflixとカナダCBCで制作されたドラマシリーズ『アンという名の少女』が、NHKで放送されている。このドラマはルーシー・モード・モンゴメリの名作小説『赤毛のアン』が原作。ドラマのタイトル

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『プライドと偏見』 あのとき君は若かった

2021/06/12 | ドラマ, 映画:ハ行,

これまでに何度も映像化されているジェーン・オースティンの小説の映画化『プライドと偏見』。以前映像化されたイギリスBBCのドラマ版『高慢と偏見』は、当時社会現象となった鉄板の人気作。コリン・ファ

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『健康で文化的な最低限度の生活』 貧しさが先か、病が先か?

2021/03/21 | ドラマ, 映画:カ行,

「なんか該当しそうな給付制度ありました?」 これは最近パパ友との会話で欠かせないトピック。このコロナ禍で、どこの家にも大なり小なり経済的悪影響がのしかかってきた。2回の非常事態宣言は、1回目の

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『カラマーゾフの兄弟(1969年)』 みんな変でみんないい

2021/03/10 | ドラマ, 映画:カ行,

いまTBSで放送中の連続ドラマ『俺の家の話』の元ネタが、ドストエフスキーの小説『カラマーゾフの兄弟』なのではないかとSNSで話題になった。『カラマーゾフの兄弟』ってそんな話だったっけ? 日本の

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『俺の家の話』 普通って何なの?

2021/03/06 | ドラマ, 映画:ア行

現在放送中の『俺の家の話』がおもしろい。脚本がクドカンこと宮藤官九郎さんで、主演は長瀬智也さん。自分が若かった頃人気だった『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』をすぐ思い出す。クドカンは自分

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『チェルノブイリ』 あれ、みんな英語しゃべってる?

2021/02/21 | ドラマ, 映画:タ行

先日、福島で震度6強の地震があった。311の東北震災から、もうすぐ10年が経とうとする矢先の出来事。誰もがあの時の混乱を思い出した。津波や二次災害がまず心配。原発は大丈夫だろうか。政府の真っ先

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『アメリカン・フィクション』 高尚に生きたいだけなのに

日本では劇場公開されず、いきなりアマプラ配信となった『アメリカ

『不適切にもほどがある!』 断罪しちゃダメですか?

クドカンこと宮藤官九郎さん脚本によるドラマ『不適切にもほどがあ

『デューン 砂の惑星 PART2』 お山の大将になりたい!

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演の『デューン

『マーベルズ』 エンタメ映画のこれから

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作『マーベ

『髪結いの亭主』 夢の時間、行間の現実

映画『髪結いの亭主』が日本で公開されたのは1991年。渋谷の道

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