*

『おやすみなさいダース・ヴェイダー』SWファンもすっかりパパさ

公開日: : 最終更新日:2019/06/15 映画:サ行,

 

ジェフリー・ブラウン著『おやすみなさいダース・ヴェイダー』。
スターウォーズの暗黒卿ダース・ヴェイダーが
もし育児をしていたら? という発想のほのぼの絵本。

『ダース・ヴェイダーとルーク』
『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』と
今回三作目になる。

今回は小さなルークとレイアにヴェイダーが
絵本の読み聞かせをするというお話し。

思えばいちばん最初の『スターウォーズ』が
公開されたのは70年代後半。
自分も小学生になるかならないかの頃。
外国では凄い映画があるらしいと
メディアに載るスターウォーズ情報に
胸躍らせていました。

いまや自分もパパ。
自分の子どもがあの頃『スターウォーズ』に
胸躍らせた年齢に近づいてきている。

この絵本シリーズは、育児あるあるのオンパレード。
ダース・ヴェイダーは映画では悪役で、
若い時は良い人だったのが、悪に堕ちるという
暗いキャラクターなのが、
育児に奔走すると言うミスマッチが何とも言えない。

絵が可愛いので、スターウォーズを知らない女子の心もつかみ、
この絵本のキャラクター商品もどんどん作られ、
三作目に至る訳です。

いままた新作が準備されているスターウォーズシリーズ。
世代をとっくに凌駕され愛され続けています。

ウチの小さな子どもたちもスターウォーズは大好き。
この絵本もゲラゲラ笑いながら読んでいる。

『おやすみなさいダース・ヴェイダー』
作品の意図通り、自分の子ども達の寝る前の
読み聞かせにさっそく使わせていただきました。

関連記事

『アリオン』 伝説になれない英雄

安彦良和監督のアニメ映画『アリオン』。ギリシャ神話をモチーフにした冒険活劇。いまアリオンとい

記事を読む

『マッシュル-MASHLE-』 無欲という最強兵器

音楽ユニットCreepy Nutsの存在を知ったのは家族に教えてもらってから。メンバーのDJ

記事を読む

『ダンダダン』 古いサブカルネタで新感覚の萌えアニメ?

『ダンダダン』というタイトルのマンガがあると聞いて、昭和生まれの自分は、真っ先に演歌歌手の段

記事を読む

『すずめの戸締り』 結局自分を救えるのは自分でしかない

新海誠監督の最新作『すずめの戸締り』を配信でやっと観た。この映画は日本公開の時点で、世界19

記事を読む

no image

イヤなヤツなのに魅力的『苦役列車』

  西村堅太氏の芥川賞受賞作『苦役列車』の映画化。 原作は私小説。 日本の人

記事を読む

『ラストエンペラー オリジナル全長版」 渡る世間はカネ次第

『ラストエンペラー』の長尺版が配信されていた。この映画は坂本龍一さんの有名なテーマ曲の方が先

記事を読む

『バケモノの子』 意味は自分でみつけろ!

細田守監督のアニメ映画『バケモノの子』。意外だったのは上映館と上映回数の多さ。スタジオジブリ

記事を読む

『斉木楠雄のΨ難』生きづらさと早口と

ネット広告でやたらと『斉木楠雄のΨ難』というアニメを推してくる。Netflix独占で新シーズ

記事を読む

『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +(プラス)』 推しは推せるときに推せ!

  新宿に『東急歌舞伎町タワー』という新しい商業施設ができた。そこに東急系の

記事を読む

no image

夢物語じゃないリサーチ力『マイノリティ・リポート』

  未来描写でディストピアとも ユートピアともとれる不思議な映画、 スピルバーグ

記事を読む

『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴

『LAZARUS ラザロ』 The 外資系国産アニメ

この数年自分は、SNSでエンタメ情報を得ることが多くなってきた

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 みんな良い人でいて欲しい

『牯嶺街少年殺人事件』という台湾映画が公開されたのは90年初期

『パスト ライブス 再会』 歩んだ道を確かめる

なんとも行間の多い映画。24年にわたる話を2時間弱で描いていく

『ロボット・ドリームズ』 幸せは執着を越えて

『ロボット・ドリームズ』というアニメがSNSで評判だった。フラ

→もっと見る

PAGE TOP ↑