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『ルパン三世 ルパンvs複製人間』カワイイものは好きですか?

先日『ルパン三世』の原作者であるモンキー・パンチさんが亡くなられた。平成が終わりに近づいて、昭和時代のアイコン的存在の人物たちが、急にこの世を去っていくような感じがする。なんだか本当に時代の流

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『未来を花束にして』勝ち得たものの代償

2019/04/21 | 映画:マ行

イギリス映画の『未来を花束にして』。100年前のロンドンを舞台に、女性の選挙権の必要性を訴えた女性活動家たちの姿を描いている。邦題は最近の流行りで、フワッとした恋愛モノみたいだが、映画は厳しい

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『ブリグズビー・ベア』隔離されたハッピーな夢

2019/04/20 | 映画:ハ行

シニカルコメディの『ブリグズリー・ベア』。赤ん坊の頃に誘拐された青年が、25年ぶりに解放されて、世の中で生活していく物語。とても興味深いテーマ。 主人公の青年ジェームズは、まさに浦島太郎

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『誘拐アンナ』高級酒と記憶の美化

知人である佐藤懐智監督の『誘拐アンナ』。60年代のフランス映画のオマージュ・アニメーション。佐藤懐智監督作品というと、社会風刺のピリリと辛い作風で、海外の映画賞を多数獲得している。 大手

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『勝手にふるえてろ』平成最後の腐女子のすゝめ

2019/04/07 | 映画:カ行, , 音楽

自分はすっかり今の日本映画を観なくなってしまった。べつに洋画でなければ映画ではないとスカしているわけではない。なんとなく興味が湧かなくなってしまったのだ。そういえば映画の興行ランキングにも疎く

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『SLAM DUNK』クリエイターもケンカに強くないと

2019/04/04 | アニメ, 映画:サ行,

うちの子どもたちがバスケットボールを始めた。自分はバスケ未経験なので、すっかり親のスキルを超えてくれた。では有名な『スラムダンク』をみんなで観ましょうということになった。我が家のいちばん下の息

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『ペンタゴン・ペーパーズ』ガス抜きと発達障害

2019/03/24 | 映画:ハ行

スティーヴン・スピルバーグ監督の『ペンタゴン・ペーパーズ』。ベトナム戦争は失策だったスクープを扱ったマスメディアを描いた作品。 今でこそアメリカが起こしたベトナム戦争は間違いだったという

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『デザイナー渋井直人の休日』カワイイおじさんという生き方

2019/03/21 | ドラマ, 映画:タ行,

テレビドラマ『デザイナー渋井直人の休日』が面白い。自分と同業のグラフィックデザイナーの50代のおじさんが主人公。おじさんの生態を描くドラマとあっては無視するわけにはいかない。 自分と同業

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『ピーターラビット』男の野心とその罠

2019/03/17 | 映画:ハ行,

かねてよりうちの子どもたちがずっと観たがっていた実写版映画『ピーターラビット』をやっと観た。原作の生まれたイギリスで話題になっているのは聞いていた。本国イギリスでは、ピーターラビットは国民的な

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『めぐり逢えたら』男脳女脳ってあるの?

2019/03/13 | 映画:マ行, 音楽

1993年のアメリカ映画『めぐり逢えたら』。実は自分は今まで観たことがなかった。うちの奥さんのフェイバリット・ムービーで、よく日常の話題に出てきてはいた。これなら子どもも観れるし、親子の話だし

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『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴

『LAZARUS ラザロ』 The 外資系国産アニメ

この数年自分は、SNSでエンタメ情報を得ることが多くなってきた

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 みんな良い人でいて欲しい

『牯嶺街少年殺人事件』という台湾映画が公開されたのは90年初期

『パスト ライブス 再会』 歩んだ道を確かめる

なんとも行間の多い映画。24年にわたる話を2時間弱で描いていく

『ロボット・ドリームズ』 幸せは執着を越えて

『ロボット・ドリームズ』というアニメがSNSで評判だった。フラ

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