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『かがみの孤城』 自分の世界から離れたら見えるもの

2024/06/29 | アニメ, 映画:カ行,

自分は原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』が好きだ。児童文学を原作に待つこのアニメ映画は、子どもたちに向けてつくられている。それでもこちらが心配してしまうくらい、現実の厳しさや残酷性を赤裸々に描

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『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』 冒険の終わり、余生の始まり

2024/06/22 | 映画:ア行, 配信

ハリソン・フォードは『スター・ウォーズ』のハン・ソロ再演が評判だったのを機に、『ブレードランナー』など自身の代表作の役の締めくくり的な続編にどんどん出演している。最後に稼いで、我が人生残すとこ

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『Ryuichi Sakamoto | Opus』 グリーフケア終章と芸術表現新章

坂本龍一さんが亡くなって、1年が過ぎた。自分は小学生の頃、YMOの散会ライブを、NHKの中継で観てしまったのがきっかけで、坂本龍一さんのファンになった。そのライブの中継での坂本龍一さんは、ナチ

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『SAND LAND』 自分がやりたいことと世が求めるもの

漫画家の鳥山明さんが亡くなった。この数年、自分が子どものころに影響を受けた表現者たちが、相次いでこの世を去っていく。ものすごい速さで時代が変わって行くのを感じる。自分が若かりしころの時代は、も

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『ハイキュー‼︎』 勝ち負けよりも大事なこと

アニメ『ハイキュー‼︎』の存在を初めて意識したのは、くら寿司で食事していたとき。くら寿司と『ハイキュー‼︎』とのコラボ企画で、5皿注文するとゲームに参加できて、当たれば景品がもらえるというもの

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『オッペンハイマー』 自己憐憫が世界を壊す

クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を、日本公開が始まって1ヶ月以上経ってから映画館で観た。コロナ禍以降から、洋画ファンがすっかり映画館で映画を観なくなってしまった。客足の少ない

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『哀れなるものたち』 やってみてわかること、やらないでもいいこと

ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『哀れなるものたち』が日本で劇場公開された2024年1月、SNSでは絶賛の声の嵐となった。なんだか小難しい考察が流れてくるので、すこし難解な作品なのかもしれな

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『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』 長い話は聞いちゃダメ‼︎

2024年2月11日、Amazonプライム・ビデオで『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の配信が始まった。なんでもこのアニメ映画の公開が、40年前の同日1984年2月11日とのこと。

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『ケイコ 目を澄ませて』 死を意識してこそ生きていける

2024/05/03 | 映画:カ行, 配信

『ケイコ 目を澄ませて』はちょっとすごい映画だった。 最新作『夜明けのすべて』が話題になっている三宅唱監督の前作がこの映画。『ケイコ 目を澄ませて』にしても『夜明けのすべて』にしても、予

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『SHOGUN 将軍』 アイデンティティを超えていけ

それとなしにチラッと観てしまったドラマ『将軍』。思いのほか面白くて困っている。ディズニープラスが配信独占している作品。すっかりディズニープラスの解約ができなくなってしまった。歴史ものが好きな自

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『Ryuichi Sakamoto: Diaries』 こうしてすべてが変わっていく

『Ryuichi Sakamoto: Diaries』という映

『M3GAN ミーガン 2.0』 ゆるぎないロボ愛よ永遠に

自分はSFが好き。友だちロボットのAIがバグって、人間を襲い出すS

『ナミビアの砂漠』 生きづらさ観察記

日曜日の朝にフジテレビで放送している番組『ボクらの時代』に俳優

『サタンタンゴ』 観客もそそのかす商業芸術の実験

今年2025年のノーベル文化賞をクラスナホルカイ・ラースローが

『教皇選挙』 わけがわからなくなってわかるもの

映画『教皇選挙』が日本でもヒットしていると、この映画が公開時に

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