『トイ・ストーリー・オブ・テラー』 続々発表の新作短編、実は大人向け?
BSのDlifeで『トイストーリー』の
新作短編が放送された。
なんでも本邦初公開とのこと。
子どもたちと一緒に楽しみました。
『トイストーリー』はピクサーの
記念すべき長編映画第一作。
当時はCGフルアニメと言うだけで
驚きだったのだが、
今や世界的にアニメーション
といえばCGが主流。
未だ2Dが主流の日本アニメの方が
世界的にはめずらしい。
『トイストーリー』は長編三部作で
物語は一応完結しており、
短編作はその後日談の設定となっている。
今回の主役はジェニー。
作品の元ネタは『サイコ』。
ジェニーはずっと箱詰め放置されていた
経験から閉所恐怖症という設定。
閉じ込められると過呼吸になる。
子どもが見るにはちょっと難しい設定。
前短編作の『ニセものバズがやってきた』では
ファーストフードのおまけのおもちゃたちが
自分たちが捨てられたときの悲しみを克服しようと
グループセラピーをしている場面がある。
大人たちは苦笑。
子どもたちはハテナ?
妻はこういったおまけおもちゃを
これから捨てにくくなるとぼやいていました。
本作に続いてDlifeでは『アナと雪の女王』の
特番も放送していた。
スタッフインタビューで
男性がテカテカのグロスをひいて、
大きなピアスをつけている人の多い事。
アメリカでアニメをやってる人は、
オタクかゲイが多いのかな?
こういったマイノリティの人たちが作る
メジャー映画というのは興味深い。
向こうのマイノリティは、人間観察が得意。
日本のそのタイプの人たちが
閉じこもっていくのと対照的。
本作で新登場の「コマンダー・カール」という
マッチョなアーミーのキャラクターの口癖がある。
「コマンダー・カールは諦めない!
コマンダー・カールは道を見つける!」
ウチの娘は幼稚園の給食が苦手なのだが、
この言葉を自分に言い聞かせて
克服したそうな。
関連記事
-
『チェルノブイリ』 あれ、みんな英語しゃべってる?
先日、福島で震度6強の地震があった。311の東北震災から、もうすぐ10年が経とうとする矢先の
-
『この世界の片隅に』 逆境でも笑って生きていく勇気
小学生の頃、社会の日本近代史の授業で学校の先生が教えてくれた。「第二次大戦中は、今と教育が違
-
時事ネタコメディの必要性『ザ・シンプソンズ』
なんだかネットやマスコミでは みんなフラストレーションが爆発しちゃってる。
-
『パシフィック・リム』 日本サブカル 世界進出への架け橋となるか!?
『ゴジラ』ハリウッドリメイク版や、 トム・クルーズ主演の 『オール・ユー・ニード・イズ・
-
『アナと雪の女王2』百聞は一見にしかずの旅
コロナ禍で映画館は閉鎖され、映画ファンはストレスを抱えていることだろう。 自分はどうか
-
『ゴーストバスターズ』ファミリー向け映画求む!
ずっと頓挫し続けてた『ゴーストバスターズ』の新作が、今年の夏公開される。ものごとって決まった
-
『沈黙 -サイレンス-』 閉じている世界にて
「♪ひとつ山越しゃホンダラホダラダホ〜イホイ」とは、クレイジー・キャッツの『ホンダラ行進曲』
-
『ジャングル大帝』受け継がれる精神 〜冨田勲さんを偲んで
作曲家の冨田勲さんが亡くなられた。今年は音楽関係の大御所が立て続けに亡くなってい
-
『スターウォーズ/フォースの覚醒』語らざるべき新女性冒険譚
I have a goood feeling about this!! や
-
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』アメコミみたいなアイツ
トム・クルーズが好きだ! 自分が映画を観るときに、監督で選ぶことはあっても、役者で決めることはほとん