*

『ロスト・イン・トランスレーション』幸せなはずなのに……。

公開日: : 最終更新日:2015/11/08 映画:ラ行

t02200125_0450025613182589761

日本のアニメ作品『Ghost in the Shell』が
スカーレット・ヨハンソン主演で
ハリウッドリメイクされるらしいけど、大丈夫かな~?

スカーレット・ヨハンソンと言えば
自分にとっては日本で撮影された
ソフィア・コッポラ監督作品
『ロスト・イン・トランスレーション』。

(スカレート・ヨハンソンのことを
「スカジョ」と愛称で呼びますが、
本人が嫌がっているみたいなので
スカーレットと書いていきます。)

スカーレットのゲロカワイさ目当てで
映画を観たような気がします。

オシャレ番長・
ソフィアコッポラ作品での
共通したテーマは
「幸せなはずなのに、なぜか寂しい」。

ファッションやカルチャー、
手に入るものはすぐ手に入るのに、
なぜか心は空っぽ。
現代人の心のあり方でしょう。

このシーンにこの雑貨を使うから
切ない気持ちを象徴してるとか、
モノやオシャレに疎い自分には
さっぱりわからない演出。

でも女子の心にはグッと突き刺さるらしい。
いつも女性目線の通訳が必要な
ソフィア作品だが、本作はよく理解できた。

だってオジさんと若い女の子の恋愛ものだもの。

そのオジさんをビル・マーレーが演じてるから、
もうコメディセンスがバツグン!
多分ソフィアの意図より、
もっと面白い場面に仕上がっているでしょう。

ソフィアはガンガン支持を出すような
監督さんじゃないらしいです。
なんか周りの人が、この人を助けてあげなきゃと
思わせる人らしいです。
そんなカリスマ性もあるんですね。

日本が舞台なので日本人も大勢出てます。

藤井隆さんが当時やっていた
ハイテンションアイドル番組をそのまま再現したり、
最近すっかりイクメンでいい人になってしまった
ダイヤモンド・ユカイさんのイヤな感じのディレクター。

NIGOとかHIROMIXとか
当時の日本のオシャレ番長がいっぱい出てて、
なんかイヤミな感じさえする。

サントラにははっぴいえんどの
『風をあつめて』を使ったりしたので、
この名曲が再評価されたっけ。

とにかく自分の中には全くない
ガーリーなセンス。
この感覚は観ていて楽しいので、
けっして苦手ではないのだろう。

下着姿のスカーレットのおしりも
エロ目線ではなく、
カワイイものと感じるのが不意義。

どうやら自分のようなオッサンでも
カワイイものはカワイイと感じるらしいです。

この感覚に触れたくて
またソフィア・コッポラ作品を観たいなと
感じるのかも知れません。

関連記事

『レザボア・ドッグス』チャンスをつかむには、せっかちさんの方がいい

新作準備の『ザ・ヘイトフル・エイト』 の脚本流出で制作中止を発表し、 先日それを撤回した

記事を読む

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ある意味これもゾンビ映画

(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.[/capt

記事を読む

愛すべき頑固ジジイ『ロボジー』

2015年のゴールデンウィーク映画で『龍三と7人の子分たち』という映画があって、ジジイ達のコ

記事を読む

『レゴバットマン/ザ・ムービー』男のロマンという喜劇

http://wwws.warnerbros.co.jp/legobatmanmovie/[/ca

記事を読む

『るろうに剣心』マンガ原作というより、大河ドラマの続編

自分は実は『るろうに剣心』の マンガもアニメも未見。 でもこの映画を観たいと思った。

記事を読む

『レヴェナント』これは映画技術の革命 ~THX・イオンシネマ海老名にて

自分は郊外の映画館で映画を観るのが好きだ。都心と違って比較的混雑することもなく余裕で映画が観

記事を読む

『レオン』美少女は殺し屋も殺す

リュック・ベッソン監督作品、ジャン・レノ主演のフランス映画のスタッフ・キャストがハリウッド進

記事を読む

『リアリティのダンス』ホドロフスキーとトラウマ

http://www.uplink.co.jp/dance/[/caption] アレハンド

記事を読む

『ロッキー』ここぞという瞬間はそう度々訪れない

写真:Album/アフロ[/caption] 『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセン監督が

記事を読む

『リップヴァンウィンクルの花嫁』カワイくて陰惨、もしかしたら幸福も?

岩井俊二監督の新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』。なんともややこしいタイトル。岩井俊二監督

記事を読む

『ペンタゴン・ペーパーズ』ガス抜きと発達障害

スティーヴン・スピルバーグ監督の『ペンタゴン・ペーパーズ』。ベトナ

『デザイナー渋井直人の休日』カワイイおじさんという生き方

https://www.tv-tokyo.co.jp/shibuin

『ピーターラビット』男の野心とその罠

http://www.peterrabbit-movie.jp/[/

『めぐり逢えたら』男脳女脳ってホント?

1993年のアメリカ映画『めぐり逢えたら』。実は自分は今まで観

『タクシー運転手』深刻なテーマを軽く触れること

http://klockworx-asia.com/taxi-dri

→もっと見る

PAGE TOP ↑