なんでも『サンダーバード』が50周年記念で、新テレビシリーズが始まったとか。日本には秋に来るとのこと。

自分にとって『サンダーバード』というと、懐かしいというより、母親が嫌っていたのを思い出す。

なんでも母親が父親と初めてデートで観たのが『サンダーバード』だったらしい。SFなんて全く興味のない母親が、いかにこの上映時間が苦痛だったかを自分は幼少の頃、さんざっぱら聞かされたものです。

だから自分がSF映画やファンタジー映画を観ていると、横で文句ばかり言っていました。

まあ今思うと、だからこそ自分はSF作品にハマっていったのかも知れません。SFものは親に干渉されない領域だと知ったから。

小さい頃『宇宙戦艦ヤマト』の映画を母親に連れて行ってもらったことがあります。一作目と『さらば宇宙戦艦ヤマト』の併映です。子供心にサイコーでした。でも母親はやはりツラそう。なんでわからないの!? って悲しくなった。

後に『ヤマト』の一作目を見直したら、これ、テレビの総集編で、この作品だけでは何が起こっているのか
サッパリ分からないものでした。そのとき母親の感性の正しさを知りました。

いまでこそ女の子と初めてのデートに『サンダーバード』を選んでしまう、自分の父親の野暮っぷりにも笑えてしまう。単に自分が観たかっただけだろって。

自分も子どもと映画に行く時は、自分自身が楽しめそうなものをなるべく優先する。自分が楽しめそうにない作品を子どもが観たいと言ったときは、ビデオ化まで待ちなさいと交渉するくらい。

なんでかって?

子どもは、親がつまらなそうに、自分と映画を観ている姿に悲しくなるだろうから。

一緒に映画に行っていつも感じるのは、親の自分が映画を観て、笑ったり泣いたりしている姿を子どもたちが喜んでいるから。

子どもたちにとってパパも楽しんでいるのがいちばん大事。

何を観たではなく、誰と行ったという事の方が人生にとって重要なんだと思う。