『きゃりーぱみゅぱみゅ』という国際現象
泣く子も黙るきゃりーぱみゅぱみゅさん。
ウチの子も大好き。
先日発売されたニューアルバムも
好調のようです。
きゃりーは海外でも人気があり、
世界でツアーを組んでいる。
なんでもYoutubeを通じて
人気を得たというのだから現代的。
日本のアニメも殆どがネットを通しての
海賊版をマニアが観ていると聞きます。
この海外でのきゃりー人気、
どんな客層なのかたいへん気になります。
日本での彼女の人気層は幅広く、
若い男女から、小さな子を連れた家族連れまで。
本当に一般ウケしたという様子。
ただ海外のファン層はといえば、
きゃりーの衣装をまねたコスプレイヤーが集い、
路上できゃりーの曲の振りをするとういうコアな感じ。
ファンのみんなは普段、
おとなしそうな人たちばかり。
メディアがとりあげるのは派手な
ファンを優先するでしょうが、
それにしても一般客みたいな
ラフな感じの客がいない。
いちげんさんおことわりといったところ。
やはりここでもマニアの客層といえる。
となると『きゃりーぱみゅぱみゅ』も
海外からすると特殊な
アーティストということになる。
集客も上手に計算された会場で
行われているでしょう。
確かにきゃりーは海外でも
人気はあるでしょうが、
国内に報道されているのと、
現地で実際の温度というのは
異なってくるでしょうね。
一般人にどれだけ理解されるかで、
ビジネスは大きく飛躍しますが、
今回の『きゃりーぱみゅぱみゅ』海外進出は、
日本のカウンターカルチャーの世界的立ち位置に
どれだけの影響を与えているのでしょう?
関連記事
-
『スタンド・バイ・ミー』 現実逃避できない恐怖映画
日本テレビの『金曜ロードショー』のリクエスト放映が楽しい。選ばれる作品は80〜90年代の大ヒ
-
『キングコング 髑髏島の巨神』 映画体験と実体験と
なんどもリブートされている『キングコング』。前回は『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジ
-
『スカーレット』慣例をくつがえす慣例
NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』がめちゃくちゃおもしろい! 我が家では、朝の支
-
『アデル、ブルーは熱い色』 心の声を聴いてみる
2013年のカンヌ国際映画祭で最優秀賞パルムドールを受賞したフランス映画『アデル、ブルーは熱
-
『なつぞら』自分の人生とは関係ないドラマのはずだったのに……
「アニメーターってなによ?」7歳になる息子が、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』の番宣での
-
『サマーウォーズ』 ひとりぼっちにならないこと
昨日15時頃、Facebookが一時的にダウンした。 なんでもハッカー集団によるものだった
-
宇多田ヒカル Meets 三島由紀夫『春の雪』
昨日は4月になったにもかかわらず、 東京でも雪が降りました。 ということで『春の雪』。
-
『怪物』 現実見当力を研ぎ澄ませ‼︎
是枝裕和監督の最新作『怪物』。その映画の音楽は坂本龍一さんが担当している。自分は小学生の頃か
-
『マイティ・ソー バトルロイヤル』儲け主義時代を楽しむには?
ポップコーン・ムービーの王道、今ノリにノってるディズニー・マーベルの人気キャラクター・ソーの最新作『
-
『名探偵ホームズ』ストーリー以外の魅力とは?
最近、ジブリ作品が好きな自分の子どもと一緒に『名探偵ホームズ』を観た。 か
- PREV
- 日本のアニメ、実は海外ではさほど売れてない
- NEXT
- 『アオイホノオ』 懐かしの学生時代