*

アーティストは「神」じゃない。あなたと同じ「人間」。

公開日: : 最終更新日:2019/06/15 アニメ, 音楽

 

ちょっとした現代の「偶像崇拝」について。
と言っても宗教の話ではありません。

先日妻が、集めていたアーティストの
スクラップを捨てておりました。
妻曰く「もう必要ない」とのこと。

妻はそのアーティストのファンだからこそ
記事を集めていたのですが、
別にファンでなくなった訳ではないとのこと。

今年の春、そのアーティストの来日ライブの
公演日の全日観に行ったら
満足したので必要なくなったと。

雑誌やネットに書いてある事は、
良い意味でも悪い意味でも現実と違う。
やはり自分で肌で感じたものがすべて。

自分の身内にもwikipediaに
経歴が載っている方がいるが、
自身のページをみて、
事実と違うと言っていました。
wikipediaに載せられる元となった
記事のデータが間違えていたり、
ライターさんの主観が入ったり、
ハイプされたりして、
発言の意図と別物になっていることはざら。

その方はすでに自分の名前で矢面に立っているので、
人から色々言われる覚悟はとっくに出来ている。
メディアでの雑音は仕方ないと思っているみたい。

むしろ熱烈なファンが困ったもので、
雑誌の記事やネットの情報をすべてとし、
アーティストを神格化してしまう。

電気グルーヴの二人も言っていました。
「自分よりもファンの皆さんの方が自分の事に詳しい」

事実というのは、その現場に実際にいること。
となると熱烈なファンの方の大抵の「事実」というのは
メディアを通しての情報なので、なんとも危うい。

自分もブログを書く前に、関連記事は一応調べますが、
すでに誰かが書いている記事とは
違った視点で発信しなければ意味がないと思っている。

情報と自分が肌で感じている事の
違和感からの考察がこのブログの趣旨。
いわゆる上記の「事実」を転載するものではない。
むしろその手の「事実」には懐疑的。

世の中に溢れているあまたの情報は
あくまで参考にする程度の気持ちでいないと危険。

情報収集するならば、護身のために
その意図を読み解くリテラシーを鍛えなければ、
朱に交わればなんとやら。

自分自身が肌で感じたこと、
自分自身の言葉で発することが最優先。

メディアを通してのアーティストの発言は
あまり信憑性がないことが多いです。
本人も忘れてしまうくらいのことが殆ど。

アーティストはある一面では
秀でた才能をもっているが、
あくまでファンとおなじ「人間」。

そこは気をつけないといけませんね。

関連記事

『勝手にふるえてろ』平成最後の腐女子のすゝめ

自分はすっかり今の日本映画を観なくなってしまった。べつに洋画でなければ映画ではないとスカして

記事を読む

『フェイブルマンズ』 映画は人生を狂わすか?

スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』が評判がいい。映画賞も賑わせて

記事を読む

no image

『ルパン三世(PART1)』実験精神あればこそ

  MXテレビで、いちばん最初の『ルパン三世』の放送が始まった。レストアされて、もの

記事を読む

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』 作者にインスパイアさせた曲

正直に言ってしまうと自分は 『ドラゴンボール』はよく知らない。 鳥山明氏の作品は『Dr.

記事を読む

『アナと雪の女王』からみる未来のエンターテイメント

『アナと雪の女王』は老若男女に受け入れられる 大ヒット作となりました。 でもディズニ

記事を読む

no image

何が来たってへっちゃらさ!『怪盗グルーのミニオン危機一発』

  世界のアニメ作品はほぼCGが全盛。 ピクサー作品に始まり、 母体であるディズ

記事を読む

『希望のかなた』すべては個々のモラルに

「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」というものもある。どんな映画かまったく知らないが、ジャケッ

記事を読む

no image

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』アメコミみたいなアイツ

トム・クルーズが好きだ! 自分が映画を観るときに、監督で選ぶことはあっても、役者で決めることはほとん

記事を読む

no image

『境界のRINNE』やっぱり昔の漫画家はていねい

  ウチでは小さな子がいるので Eテレがかかっていることが多い。 でも土日の夕方

記事を読む

『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 』  若手女流監督で人生の機微が!

言わずもがな子ども達に人気の『ドラえもん』映画作品。 『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団

記事を読む

『マッドマックス フュリオサ』 深入りしない関係

自分は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が大好きだ。『マッ

『ゴジラ-1.0』 人生はモヤりと共に

ゴジラシリーズの最新作『ゴジラ-1.0』が公開されるとともに、

『かがみの孤城』 自分の世界から離れたら見えるもの

自分は原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』が好きだ。児童文学を原

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』 冒険の終わり、余生の始まり

ハリソン・フォードは『スター・ウォーズ』のハン・ソロ再演が評判

『Ryuichi Sakamoto | Opus』 グリーフケア終章と芸術表現新章

坂本龍一さんが亡くなって、1年が過ぎた。自分は小学生の頃、YM

→もっと見る

PAGE TOP ↑