「 映画:ハ行 」 一覧
『薔薇の名前』難解な語り口の理由
あまりテレビを観ない自分でも、Eテレの『100分de名著』は面白くて、毎回録画してチェックしている。ちょっと前にウンベルト・エーコの『薔薇の名前』を扱っていた。 ショーン・コネリーとクリ
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ディズニー帝国の逆襲
自分は『スター・ウォーズ』が大好きだ。小学1年のとき、アメリカで『スター・ウォーズ』という得体の知れないSF映画が公開されていると知り、そのビジュアルに心弾かされた。当時の日本での劇場公開作品
『ホームレス ニューヨークと寝た男』華やかさのまやかし
ドキュメンタリー映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』。映画公開時もとても気になっていた。確か単館劇場公開だったような。日本のウイキペディアには、この映画のページすらない。 年末に
『フロリダ・プロジェクト』パステルカラーの地獄
2019/01/23 | 映画:ハ行
アメリカで起きていることは、10年もしないうちに日本でも起こる。日本は、政策なり事業なり、成功例を見本として取り入れていくのならわかるが、失敗したものですらそのままアメリカの猿真似で輸入してし
『ボス・ベイビー』新しい家族なんていらないよ!
近年のドリームワークス・アニメーションの作品が日本では劇場公開されなくなっていた。『ヒックとドラゴン2』や『カンフー・パンダ3』は日本以外の海外では大ヒット。『トロールズ』のジャスティン・ティ
『フェイクニュース』 拮抗する日本メディア
自分はすっかり日本の最新作は観なくなってしまった。海外作品でも、テレビドラマのようなシリーズが長いものは最後まで観れる自信がないので、はなから鑑賞を諦めてる。だから日本のテレビドラマなんて観る
『否定と肯定』感情を煽るものはヤバい
製作にイギリスのBBCもクレジットされている英米合作映画『否定と肯定』。原題は『Denial』と「否定」だけのストレートなもの。邦題はちょっとマイルドに薄めた感がする。 この映画は日本の
『星の王子さま』 競争社会から逃げたくなったら
テレビでサン=テグジュペリの『星の王子さま』の特集をしていた。子どもたちと一緒にその番組を観た。子どもたちは「悲しい話でイヤな気分になっちゃった」とのこと。 『星の王子さま』は児童文学と
『パターソン』 言いたいことは伝わらない?
2018/09/18 | 映画:ハ行
ジム・ジャームッシュ監督の最新作『パターソン』。ニュージャージー州のパターソンに住むパターソンさんの一週間を淡々と綴る。大きな事件は起こらない。バス運転手の日常を延々と描いてる。 パター
『プロジェクトA』ジャッキー映画でちょっと強くなった気になる
ジャッキー・チェンの映画を観たあとは、観るまえよりちょっとだけ気が大きくなる。なんだか自分も強くなった気になるから不思議だ。 お笑いコンビのドランクドラゴンが、子どもがいじめ