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「 映画:タ行 」 一覧

『DUNE デューン 砂の惑星』 時流を超えたオシャレなオタク映画

コロナ禍で何度も公開延期になっていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE』がやっと日本でも公開された。一時は劇場公開も危ぶまれ、いきなり配信へ突き進んでしまう気配もあった。ヴィルヌー

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『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』 変遷するヒーロー像

コロナ禍の影響で、劇場公開の延期を何度も重ね、当初の公開日から1年半遅れて公開された007シリーズ最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ダニエル・クレイグ主演のジェームズ・ボンドシリーズは、本作

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『東京オリンピック(1964年)』 壮大なお祭りと貧しさと

2021/08/07 | 映画:タ行

コロナ禍拡大の中、2020東京オリンピックが始まってしまった。自分としては、オリンピック自体や日本のメダル獲得がどうとかいうより、普通に感染拡大の動向の方が気になる。 4年に一度の世界的

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『時をかける少女』 永遠に続く人生の忘れ物

2021/07/31 | アニメ, 映画:タ行,

細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が公開されるにあたり、彼の出世作である『時をかける少女』をあらためて観た。久しぶりの鑑賞だった。当時理解できずに、なんとなくモヤモヤしたままにしていた感情

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『タリーと私の秘密の時間』 幸福という名の地獄

2021/07/10 | 映画:タ行

ジェイソン・ライトマン監督の作品のテーマは、いつもグッとくる。自分と同年代の監督さんということもあってか、人生で問題となるトピックが毎回タイムリー。 ジェイソン・ライトマン監督といえば、

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『ドグラ・マグラ』 あつまれ 支配欲者の森

2021/05/16 | 映画:タ行,

夢野久作さんの小説『ドグラ・マグラ』の映画版を久しぶりに観た。松本俊夫監督による1988年の映画。初めてこの映画を観てから、随分時が過ぎてしまった。松本監督をはじめ、出演者の多くがすでに亡くな

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『トーチソング・トリロジー』 ただ幸せになりたいだけなのにね

2021/04/02 | 映画:タ行, 音楽

最近日本でもようやく意識が高まりつつあるジェンダー問題。オリンピック関係者の女性蔑視発言で、海外から批判を集めたのも要因のひとつ。いままで国内では許されていた考え方も、世界標準で捉えたら後進的

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『チェルノブイリ』 あれ、みんな英語しゃべってる?

2021/02/21 | ドラマ, 映画:タ行

先日、福島で震度6強の地震があった。311の東北震災から、もうすぐ10年が経とうとする矢先の出来事。誰もがあの時の混乱を思い出した。津波や二次災害がまず心配。原発は大丈夫だろうか。政府の真っ先

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『デッド・ドント・ダイ』 思えば遠くへ来たもんだ

2021/02/16 | 映画:タ行,

エンターテイメント作品でネタに困った時、とりあえずゾンビものを作れば、それなりにヒットする。そんなジンクスがある。日本で大流行の『鬼滅の刃』だって、まず最初には、和装のゾンビものがやりたくて企

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『天気の子』 祝福されない子どもたち

2021/01/15 | アニメ, 映画:タ行

実は自分は晴れ男。大事な用事がある日は、たいてい晴れる。天気予報が雨だとしても、自分が外出している時間だけは、雨が止んでいる。だから友人や家族から、重要な日に招集される。「責任持てないな〜」と

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『ウェンズデー』  モノトーンの10代

気になっていたNetflixのドラマシリーズ『ウェンズデー』を

『坂の上の雲』 明治時代から昭和を読み解く

NHKドラマ『坂の上の雲』の再放送が始まった。海外のドラマだと

『ビートルジュース』 ゴシック少女リーパー(R(L)eaper)!

『ビートルジュース』の続編新作が36年ぶりに制作された。正直自

『ボーはおそれている』 被害者意識の加害者

なんじゃこりゃ、と鑑賞後になるトンデモ映画。前作『ミッドサマー

『夜明けのすべて』 嫌な奴の理由

三宅唱監督の『夜明けのすべて』が、自分のSNSのTLでよく話題

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