*

TOHOシネマズ新宿OPEN!!『うる星やつら オンリー・ユー』

公開日: : 最終更新日:2019/06/15 アニメ, 映画:ア行

 

TOHOシネマズ新宿が4月17日に
オープンするということで。
都内では最大級のシネコンで、
ドルビーアトモスやIMAX搭載とのこと。
こりゃ楽しみなところです。

新宿といえば昔は銀座に次ぐ映画館街だった。
郊外にシネコンが連立したため、
都心に行かずとも好環境で映画が
観れるようになったため、
新宿の老舗映画館も、老朽化もあって
どんどんなくなっていった。
昨年末のミラノ座の閉館も感慨深かった。

このTOHOシネマズ新宿は、
新宿コマ劇場の跡地に建設された。

コマ劇場は文字通りステージの真ん中に
コマ状の舞台装置があり、
くるくる回る不思議なステージ演出が売り。
主に演歌歌手の講演ばかりだったので、
子どもだった自分とは無縁。

でもこの建物には新宿コマ東宝という映画館があり、
自分は小学生の頃、何度か映画を観に行った。

自分はその頃、埼玉に住んでいたので、
新宿までは電車で小一時間かかる。
それでも映画を観たくて、電車に乗ったもの。

新宿コマ東宝で始めてみた映画は
『うる星やつら オンリー・ユー』。

この作品は、
今や世界的にファンがいる押井守監督の
長編映画デビュー作。

小学生の自分はそんな事も知らず、
『うる星やつら』の映画観たい!! と、
同級生の友達を誘って観に行くこうとした。

そうすると友達のお母さんがでてきて、
「小学生だけで映画に行くなんて認められない」
と言い出しました。
今でこそ小学生だけで電車に乗って、
都心へ遊びに行くなんてとんでもない話だが、
当時はまだそれほど危機感のある時代ではなかった。

自分の母親は「冒険があってもいいのではないか」と
理解があるんだか、放任なんだか
良く分からない意見を言って、
結局相手のお母さんも納得して、
小学生同士で映画を観に行った。

当時『うる星やつら』は凄い人気で、
新宿コマ東宝は長蛇の列。
希望していた上映回は観れず、
整理券をもらって次の上映まで時間をつぶす事に。

『うる星やつら』には同時上映である
相米慎二監督の『ションベン・ライダー』があったので、
そこからの入場。
相米作品の魅力がまだ分からなかったので、
とてもツラかったのを覚えています。
新宿で6時間以上、小学生が拘束されたわけです。
今考えれば恐ろしい事です。

友達は家へ電話して許可をもらっていました。

夕方になってやっとこさみた『うる星やつら』。
すっかり疲れ切って、
内容云々ではなかった気がします。
帰りはすっかり夜。
友達のお母さんは心配して、
なぜか我が家に来ていて、
ウチの母親と一緒に
帰りを待っていました。

それからは、
友達と映画に行くとめんどくさい
と思うようになり、
ひとりで映画館へ通う小学生へとなっていきました。
よくもまあ、犯罪に巻き込まれなかったものです。

今親となって、自分の子どもが小学生同士で
都心へ遊びに行くと言ったら絶対反対するので、
まだまだのんびりした時代だったのかも知れません。

関連記事

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』子どもとオトナコドモ

小学二年生の息子が「キング・オブ・モンスターズが観たい」と、劇場公開時からずっと言っていた。

記事を読む

no image

『ベルサイユのばら』ロックスターとしての自覚

「あ〜い〜、それは〜つよく〜」 自分が幼稚園に入るか入らないかの頃、宝塚歌劇団による『ベルサイユの

記事を読む

no image

『リアリティのダンス』ホドロフスキーとトラウマ

アレハンドロ・ホドロフスキーの23年ぶりの新作『リアリティのダンス』。ホドロフスキーと言えば、70年

記事を読む

no image

『反社会学講座』萌えアニメも日本を救う!?

  まじめなことにユーモアをもって切り込んでいくのは大切なことだ。パオロ・マッツァリ

記事を読む

no image

『SING』万人に響く魂(ソウル)!

「あー楽しかった!」 イルミネーション・エンターテイメントの新作『SING』鑑賞後、ウチの子たちが

記事を読む

no image

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』お祭り映画の行方

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』やっと観た! 連綿と続くMCU(マーベル・シネマティ

記事を読む

no image

『ルパン三世(PART1)』実験精神あればこそ

  MXテレビで、いちばん最初の『ルパン三世』の放送が始まった。レストアされて、もの

記事を読む

no image

『ジュブナイル』インスパイア・フロム・ドラえもん

  『ALWAYS』シリーズや『永遠の0』の 山崎貴監督の処女作『ジュブナイル』。

記事を読む

no image

ホントは怖い『墓場鬼太郎』

  2010年のNHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で 水木しげる氏の世界観も

記事を読む

no image

『バケモノの子』意味は自分でみつけろ!

  細田守監督のアニメ映画『バケモノの子』。意外だったのは上映館と上映回数の多さ。ス

記事を読む

『ハンナ・アーレント』考える人考えない人

ブラック企業という悪い言葉も、すっかり世の中に浸透してきた。致

『鬼滅の刃』親公認!道徳的な残虐マンガ‼︎

いま、巷の小学生の間で流行っているメディアミックス作品『鬼滅の

『名探偵ピカチュウ』日本サブカル、これからどうなる?

日本のメディアミックス作品『ポケットモンスター』を原作に、ハリ

『グッド・ドクター』明るい未来は、多様性を受け入れること

コロナ禍において、あらゆる産業がストップした。エンターテイメン

『アナと雪の女王2』百聞は一見にしかずの旅

コロナ禍で映画館は閉鎖され、映画ファンはストレスを抱えているこ

→もっと見る

PAGE TOP ↑