*

『おおかみこどもの雨と雪』 人生に向き合うきっかけ

公開日: : 最終更新日:2021/09/04 アニメ, 映画:ア行

『リア充』って良い言葉ではないと思います。

『おおかみこどもの雨と雪』が
テレビ放映されたときのツイートの様子が
NAVERまとめになってた。

やっかみと妄想ばかりの
はっきり言って低能な意見ばかりでした。

どこまで本気でツイートしてるかわからないけど、
こんな感想しか出てこないとは、みんな病んでる。

制作者は、生涯未婚率のアップや少子化に憂いている。
家庭を持つ事に興味を持って欲しいと思って、
この作品を作ったと思うんですね。

これを『リア充映画』といって、
自分と関係ないものとしてしまってる。

観客の読解力の著しい低下ですね。

シングルライフに被害妄想はしりすぎ。
シングル時代もそれなりに楽しめなければ、
パートナーができたとき、適切な距離感が保てなくなる。
すぐ破綻しちゃう。

『リア充』とか言って、
人をやっかんでる暇があるんだったら、
自分の人生とじっくり向き合う時間を作った方が良い。

まあ、そんな事も出来ないくらい、
現代はめまぐるしいのかもしれないけど……。

そしてみんなが大騒ぎしているセックスの場面だって、
恋愛がきちんと描けている本作では、
必要な表現だと言い切れます。

この描写なら、子どもにだって堂々と観せられるものです。

作り手が真面目に作っているのだから、
観る側も真面目に観る姿勢は必要ですね。

この作品をおちゃらけでしか観れない感性では、
人生にきちんと向き合えてないのかと思います。

物語に触れ、自分の人生について考えるのは
とても知的なことだと思います。
たとえエンターテイメント作品であっても、
人生を生きやすくするヒントは隠されているはずです。

もっとエンターテイメントを楽しみましょう!

関連記事

『愛がなんだ』 さらば自己肯定感

2019年の日本映画『愛がなんだ』が、若い女性を中心にヒットしていたという噂は、よく耳にして

記事を読む

『SAND LAND』 自分がやりたいことと世が求めるもの

漫画家の鳥山明さんが亡くなった。この数年、自分が子どものころに影響を受けた表現者たちが、相次

記事を読む

『ダンダダン』 古いサブカルネタで新感覚の萌えアニメ?

『ダンダダン』というタイトルのマンガがあると聞いて、昭和生まれの自分は、真っ先に演歌歌手の段

記事を読む

『アンという名の少女』 戦慄の赤毛のアン

NetflixとカナダCBCで制作されたドラマシリーズ『アンという名の少女』が、NHKで放送

記事を読む

『エイリアン』とブラック企業

去る4月26日はなんでもエイリアンの日だったそうで。どうしてエイリアンの日だったかと調べてみ

記事を読む

『崖の上のポニョ』 子ども目線は逆境を超える

日中二歳の息子の子守りをすることになった。 『風立ちぬ』もBlu-rayになることだし

記事を読む

『かぐや姫の物語』 この不気味さはなぜ?

なんとも不気味な気分で劇場を後にした映画。 日本人なら、昔話で誰もが知っている 『

記事を読む

『アベンジャーズ』 和を重んじるのと我慢は別

マーベルコミックスのヒーローたちが大集合する オタク心を鷲掴みにするお祭り映画。 既

記事を読む

no image

何が来たってへっちゃらさ!『怪盗グルーのミニオン危機一発』

  世界のアニメ作品はほぼCGが全盛。 ピクサー作品に始まり、 母体であるディズ

記事を読む

『火垂るの墓』 戦時中の市井の人々の生活とは

昨日、集団的自衛権の行使が容認されたとのこと。 これから日本がどうなっていくのか見当も

記事を読む

『フランケンシュタイン(2025年)』 生きることを生きること

2025年、ギレルモ・デル・トロ監督によって『フランケンシュタ

『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』 イベントムービーの心得

我が家では自分よりも家族の方が『呪術廻戦』が好き。その『呪術廻

『ウィキッド ふたりの魔女』 陰惨な世界を軽やかに歌い上げよう

観るべきかやめるべきか迷っていた映画『ウィキッド ふたりの魔女

『ひらやすみ』 とがって、たたかれ、まるくなり。

2025年の冬、自分のSNSのタイムラインでは『ひらやすみ』と

『プレデター バッドランド』 こんなかわいいSFアクション映画が観たかった

『プレデター』の最新作が公開される。近年日本では洋画が不人気。

→もっと見る

PAGE TOP ↑