*

『ウォーリー』は未来への警笛

公開日: : 最終更新日:2019/06/15 アニメ, 映画:ア行

t02200293_0480064013218726565

映画『ウォーリー』がウチでは再評価UP!

『アナと雪の女王』を観てから我が家では
ディズニーやピクサー作品がヘビーローテーション。
なかでも『ウォーリー』は地味だけど名作だと。

結構本格的なSFの内容で、テーマはエコ。
人類が何らかの理由で地球に住めなくなって、
700年間ひとりでゴミ掃除をしてる
ロボット・ウォーリーが主人公。

後半は地球を追われ、
宇宙の流転の旅をしてる人類が登場しているんだが、
みんな座ったままでチャットばかりしてメタボになってる。
まったく現代人の末裔。

ウォーリーにチャットを邪魔された数人が、
気づいてない風景にハッとなるって描写もある。

本来SFというのは、
社会に警笛を鳴らしたりする役目もあり、
本作は見事にそれを果たしている。

しかも旧来のSF作品へのオマージュも
あちこちに散りばめられている。

殆ど言葉を話せないロボット達の
演技の細かいことったらない。
声を出しているベン・バートの演技も最高。
この人はスターウォーズのR2D2の声の人。

子どもからすると少し難しい内容で、
娘からずっと「なんで、どうして」と
質問攻めでちと疲れるが、SF好きの自分からすると
娘の質問の視点の新鮮さが、かえっておもしろかった。

最近のSFはCGばかりが見せ場になって、
薄っぺらいものばかりになってしまったと思います。
制作側も観客側も、問題意識を持った人が減ったのでしょう。
まあそれ程、日常生活に追われてるのということでしょう。

関連記事

no image

現代のプリンセスはタイヘン!!『魔法にかけられて』

  先日テレビで放送していた『魔法にかけられて』。 ディズニーが自社のプリンセスも

記事を読む

no image

『アニー(1982年版)』子どもから見た大人たちの世界

  かつてタレントのタモリさんが、テレビでさんざっぱら自身のミュージカル嫌いを語って

記事を読む

no image

『映画 妖怪ウォッチ2』とその未来

  映画版『妖怪ウォッチ』の第二弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャ

記事を読む

no image

『レディ・プレイヤー1』やり残しの多い賢者

御歳71歳になるスティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』は、日本公開時もかなり

記事を読む

no image

『イレイザーヘッド』狂気は日常のすぐそばに

  渋谷のシネマライズが閉館した。自分が10代の頃からあしげく通っていた映画館。そう

記事を読む

no image

『エレファント・マン』と感動ポルノ、そして体調悪化

『エレファント・マン』は、自分がデヴィッド・リンチの名前を知るきっかけになった作品。小学生だった自分

記事を読む

no image

女子が怒りだす草食系男子映画『イノセンス』

  押井守監督のアニメーション映画。 今も尚シリーズが続く『攻殻機動隊』の 続編

記事を読む

no image

DT寅次郎がゆく『みうらじゅんのゆるゆる映画劇場 』

  雑誌『映画秘宝』に現在も連載中の記事を再編集されたもの。普通の映画評論に飽きたら

記事を読む

no image

『アベンジャーズ/エンドゲーム』ネタバレは国家を揺るがす

世界中で歴代ヒットの観客数を更新しつつある『アベンジャーズ/エンドゲーム』。マーベル・シネマテック・

記事を読む

no image

『RAW 少女のめざめ』それは有害か無害か? 抑圧の行方

映画鑑賞中に失神者がでたと、煽るキャッチコピーのホラー映画『RAW』。なんだか怖いけど興味をそそるの

記事を読む

no image
『スター・ウォーズ/スカイ・ウォーカーの夜明け』映画の終焉と未来

『スターウォーズ』が終わってしまった! シリーズ第1作が公開され

no image
『スカーレット』慣例をくつがえす慣例

NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』がめちゃくちゃおもしろい!

no image
『スター・ウォーズ・アイデンティティーズ』パートナーがいることの失敗

寺田倉庫で開催されている『スターウォーズ・アイデンティティーズ・ザ・エ

no image
『レディ・バード』先生だって不器用なひとりの人間

アメリカの独立系制作会社A24の『レディ・バード』。近年、評判のいいイ

no image
『365日のシンプルライフ』幸せな人生を送るための「モノ」

Eテレの『ドキュランドへようこそ』番組枠で、『365日のシンプルライフ

→もっと見る

PAGE TOP ↑