*

『機動戦士Zガンダム劇場版』 ガンダム再ブームはここから?

公開日: : 最終更新日:2021/03/03 アニメ, 映画:カ行

以前バスで小学3~4年生の子どもたちが
大声で話していた内容が気になった。

どうせ今流行のアニメやゲームの話だろうと
アウェイと思い、気にもしなかった。
しかし彼らの会話は聞き慣れた単語がいっぱいだ。
なんだっけこれ?

彼らは『機動戦士ガンダム』の続編
『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』の話に白熱してる。
キャラクターやメカの名前も詳しい。
もう、自分も小学生に戻って
「わーい仲間に入れて」みたいな錯覚に陥った。

なんでこんなに詳しいんだろう?
父親と一緒に見てるのかな?
ウチで息子にアニメなんか観せたら
「勉強しなくなる」と妻に怒られそう。

まあケーブルテレビやレンタルで
観る方法はいくらでもあるのだけれど、
今の子どもが昔のアニメでアツくなってるのは
不思議な感覚でした。

いまでこそオヤジの
キラーコンテンツとなった『ガンダム』。
でも90年代はみんな
この作品のことを忘れていたと思う。

ゲームでは続いていたらしく、
同年代の一部の人たちは騒いでいたようにも感じるが、
自分はゲームをしないので、すっかり忘れていた。
むしろ「なんでいまさらガンダム?」って感じ。

2005年に『Zガンダム』20周年を記念して、
再編集した映画版が公開された。
内容は子どもの頃観ていたものと同じだったので、
懐かしくて自分は興奮してしまった。

ただ駆け足の編集や、
20年経ったリテイクと過去の映像のかみ合いが悪く、
カットが変わると別人になっていてみづらかった。

2000年代から『平成ガンダム』といわれる、
ロボットは一緒だけれど別の物語の作品が流行り、
中年と若者の客層を掴むことが出来たのだろう。

ビジネスとしては、広いターゲット層だ。

ちなみにこの劇場版三部作、
自分は全部同じ映画館で観たのだが、
毎回客層の違いに驚かされた。

一作目は興奮したおじさんばかり。同窓会みたい。
二作目は逆に子どもばかり。大人は飽きたみたい。
三作目はアニメオタクばかり。みんな久しぶりに下界にでたみたい。

まあこの『Zガンダム劇場版』は
みづらいので評判悪かったのだけれど、
ブームを再燃させるきっかけにはなったみたい。

結果的に儲かったみたいなので、
制作側ではOKなんでしょうね。

 

関連記事

『枯れ葉』 無表情で生きていく

アキ・カウリスマキ監督の『枯れ葉』。この映画は日本公開されてだいぶ経つが、SNS上でもいまだ

記事を読む

no image

『ジャングル大帝』受け継がれる精神 〜冨田勲さんを偲んで

  作曲家の冨田勲さんが亡くなられた。今年は音楽関係の大御所が立て続けに亡くなってい

記事を読む

no image

『桐島、部活やめるってよ』スクールカーストの最下層にいたあの頃の自分

  原作小説と映画化、 映画公開後もものすごく話題になり、 日本アカデミー賞を総

記事を読む

no image

『るろうに剣心』マンガ原作というより、大河ドラマの続編

  自分は実は『るろうに剣心』の マンガもアニメも未見。 でもこの映画を観たいと

記事を読む

『グレイテスト・ショーマン』 奴らは獣と共に迫り来る!

映画『グレイテスト・ショーマン』の予告編を初めて観たとき、自分は真っ先に「ケッ!」となった。

記事を読む

『カメラを止めるな!』虚構と現実、貧しさと豊かさ

春先に日テレ『金曜ロードSHOW!』枠で放送された『カメラを止めるな!』をやっと観た。ずいぶ

記事を読む

『キングコング 髑髏島の巨神』 映画体験と実体験と

なんどもリブートされている『キングコング』。前回は『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジ

記事を読む

『トクサツガガガ』 みんなで普通の人のフリをする

ずっと気になっていたNHKドラマ『トクサツガガガ』を観た。今やNHKのお気に入り俳優の小芝風

記事を読む

『グラン・ブルー』 ジワジワきた社会現象

スカーレット・ヨハンソン主演で リュック・ベッソン監督の最新作『LUCY』。 ベッソン映

記事を読む

『ホットスポット』 特殊能力、だから何?

2025年1月、自分のSNSがテレビドラマ『ホットスポット』で沸いていた。自分は最近ではほと

記事を読む

『ナミビアの砂漠』 生きづらさ観察記

日曜日の朝にフジテレビで放送している番組『ボクらの時代』に俳優

『サタンタンゴ』 観客もそそのかす商業芸術の実験

今年2025年のノーベル文化賞をクラスナホルカイ・ラースローが

『教皇選挙』 わけがわからなくなってわかるもの

映画『教皇選挙』が日本でもヒットしていると、この映画が公開時に

『たかが世界の終わり』 さらに新しい恐るべき子ども

グザヴィエ・ドラン監督の名前は、よくクリエーターの中で名前が出

『動くな、死ね、甦れ!』 過去の自分と旅をする

ずっと知り合いから勧められていたロシア映画『動くな、死ね、甦れ

→もっと見る

PAGE TOP ↑