『機動戦士ガンダムUC』 小説から始まり遂に完結!!

2010年スタートで完結まで4年かかった。
福井晴敏氏の原作小説は、遡る事2007年から。
2007年……。自分が結婚した年。
そういえば最初の子が生まれるとき、
病院の待ち合いロビーでこの小説読んでたっけ。
なんでもこの企画、作家の福井晴敏氏が
世の中でいちばん本を読まなくなった世代、
30~40代の男性に本を買わせようとした
難しいプロジェクト。
『ファーストガンダム』の続編という
キラーコンテンツを使えば「絶対売れる!!」と、
福井氏は角川を口説き倒したそうです。
結果として、文化的に動かなかった層が、
本を買い、映画館へ足を運ばせることに成功。
Blu-rayの売上げも記録を作った。
自分も本作を劇場で観た事あるけど、
なにぶん客層がいつもの映画ファンと異なり、
マナーの悪い客もチラホラ。
(もちろんごく一部のお客さんだけだけど。)
これではアニメが低く見られるのも仕方ない。
35年前、松竹映画の初アニメ作品であった
『ファーストガンダム』の映画版が大ヒットした。
「アニメが普通の映画の大台に乗った」と言われた。
でも実のところ未だアニメはマニア向け。
なんか日本のアニメって、まだまだな感じがする。
(逆にのびしろもある!!)
クールジャパンとか言って、
東京オリンピックでも日本のアニメを
前面にもってくる演出が予定されてるらしいが、
マイノリティ文化を世界に誇るのはちと恥ずかしい。
今は小さな日本アニメ業界だけでガラパゴス化している。
国がもっと資本をだして、
日本でディズニーくらい世界規模のスタジオ
作るくらいの意気込みをみせて欲しい。
日本のポップカルチャーを世界の産業にしたいなら、
今までのアリモノ使っているだけではダメですよね。
世界照準でリサーチして、製作システムを変えていく。
でも本気になったら出来ると思うんですけどね~。
アニメファンも作品をきっかけに
文化的視野を広め、成長してほしい。
きっかけはアニメでも、元ネタは古典だったり、
歴史的なものだったりするのだから。
そうすればもっと文化的な作品も増えてくるし、
本当にクールジャパンも
実現するのではないかと感じますが、いかに。
関連記事
-
-
『ピーターラビット』男の野心とその罠
かねてよりうちの子どもたちがずっと観たがっていた実写版映画『ピーターラビット』をやっと観た。
-
-
『ウォーリー』 これは未来への警笛?
映画『ウォーリー』がウチでは再評価UP! 『アナと雪の女王』を観てから我が家では デ
-
-
『電車男』オタクだって素直に恋愛したかったはず
草食男子って、 もう悪い意味でしか使われてないですね。 自分も草食系なんで…
-
-
『光とともに…』誰もが生きやすい世の中になるために
小学生の娘が、学校図書室から借りてきたマンガ『光とともに…』。サブタイトルに『〜自閉症児を抱えて〜』
-
-
『惑星ソラリス』偏屈な幼児心理
2017年は、旧ソ連の映画監督アンドレイ・タルコフスキーに呼ばれているような年だ
-
-
『アーロと少年』 過酷な現実をみせつけられて
く、暗いゾ。笑いの要素がほとんどない……。 日本のポスタービジュアルが、アーロと少年ス
-
-
『聲の形』頭の悪いフリをして生きるということ
自分は萌えアニメが苦手。萌えアニメはソフトポルノだという偏見はなかなか拭えない。最近の日本の
-
-
『ハリー・ポッター』シングルマザーの邂逅
昨日USJの『ハリー・ポッター』のアトラクションが オープンしたと言う事で話題
-
-
『グラン・ブルー』 ジワジワきた社会現象
スカーレット・ヨハンソン主演で リュック・ベッソン監督の最新作『LUCY』。 ベッソン映
-
-
『天使のたまご 4Kリマスター』 意外と観やすい難解アニメ
押井守監督の初期作品『天使のたまご』が4Kリマスター化されてリバイバル公開された。なんでもこ
- NEXT
- 『誰も知らない』とネグレクト
