*

「 本 」 一覧

『欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント』流行に乗らない勇気

2020/04/11 |

Eテレで放送していた哲学者マルクス・ガブリエルのドキュメンタリーが面白かった。『欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント』と題されたこの番組では、新進気鋭の若き天才

続きを見る

『ベニスに死す』美は身を滅ぼす?

2020/03/06 | 映画:ハ行, , 音楽

今話題の映画『ミッドサマー』に、老人となったビョルン・アンドレセンが出演しているらしい。ビョルン・アンドレセンといえば、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』の美少年だ。そういえば自分が

続きを見る

『白洲次郎(テレビドラマ)』自分に正直になること、ズルイと妬まれること

2020/03/01 | ドラマ, 映画:サ行,

白洲次郎・白洲正子夫妻ってどんな人? 東京郊外ではゆかりの人として有名だけど、恥ずかしながら何をした人なのかよくわからない。白洲次郎氏は戦後の政治に関わった、GHQにハッキリNOと言った「従順

続きを見る

『サトラレ』現実と虚構が繋がるとき

2020/02/21 | 映画:サ行,

昨年、俳優の八千草薫さんが亡くなられた。八千草さんの代表作には、たくさんの名作があるけれど、なぜか私の印象に強く残っているのが『サトラレ』という映画。製作年が2001年だから、もう19年も前の

続きを見る

『映像研には手を出すな!』好きなことだけしてたい夢

2020/02/02 | アニメ, 映画:ア行,

NHKの深夜アニメ『映像研には手を出すな!』をなぜか観始めてしまった。 実のところなんとなく私自身、日本のアニメは避けているところがある。子どもが観てはいけないような暴力描写やポルノ的な

続きを見る

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』その扇動、のるかそるか?

2019/09/18 | 映画:ハ行,

『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ『ファンタスティック・ビースト』の第二弾。邦題は『黒い魔法使いの誕生』とまた覚えずらい。原題は『Fantastic Beasts: The Crimes

続きを見る

『日本のいちばん長い日(1967年)』ミイラ取りがミイラにならない大器

2019/09/01 | 映画:ナ行,

1967年に公開された映画『日本のいちばん長い日』。原作はノンフィクション。戦後20年以上経ってから製作されたこの映画。今だから言える「あの時実際どうだったのよ?」「順序立てて説明してよ」とい

続きを見る

『ひろしま』いい意味でもう観たくないと思わせるトラウマ映画

2019/08/24 | 映画:ハ行,

ETV特集で『ひろしま』という映画を取り扱っていた。広島の原爆投下から8年後に製作された映画で、実際に被爆された方も多く出演しているとのこと。当時ムーブメントのようになり、撮影に参加した被爆者

続きを見る

『愛の渦』ガマンしっぱなしの日本人に

2019/08/22 | 映画:ア行,

乱交パーティの風俗店での一夜を描いた『愛の渦』。センセーショナルな内容が先走る。ガラは悪い。でも蓋を開けてみると、さほど欲情的なものではなく、普遍的なテーマなのに気づく。日本映画での性描写には

続きを見る

『若草物語(1994年)』本や活字が伝える真理

2019/08/08 | アニメ, 映画:ワ行,

読書は人生に大切なものだと思っている。だから自分の子どもたちには読書を勧めている。 よく「マンガも読書」という人もいるが、活字を読んでいくことと、マンガを読んでいくことでは、どうも脳ミソ

続きを見る

『ウェンズデー』  モノトーンの10代

気になっていたNetflixのドラマシリーズ『ウェンズデー』を

『坂の上の雲』 明治時代から昭和を読み解く

NHKドラマ『坂の上の雲』の再放送が始まった。海外のドラマだと

『ビートルジュース』 ゴシック少女リーパー(R(L)eaper)!

『ビートルジュース』の続編新作が36年ぶりに制作された。正直自

『ボーはおそれている』 被害者意識の加害者

なんじゃこりゃ、と鑑賞後になるトンデモ映画。前作『ミッドサマー

『夜明けのすべて』 嫌な奴の理由

三宅唱監督の『夜明けのすべて』が、自分のSNSのTLでよく話題

→もっと見る

PAGE TOP ↑