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「 映画:ア行 」 一覧

『愛の渦』ガマンしっぱなしの日本人に

2019/08/22 | 映画:ア行,

乱交パーティの風俗店での一夜を描いた『愛の渦』。センセーショナルな内容が先走る。ガラは悪い。でも蓋を開けてみると、さほど欲情的なものではなく、普遍的なテーマなのに気づく。日本映画での性描写には

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』ネタバレは国家を揺るがす

2019/05/18 | 映画:ア行, 映画館

世界中で歴代ヒットの観客数を更新しつつある『アベンジャーズ/エンドゲーム』。マーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)の一区切りをつける作品ということもあって話題は尽きない。 自分もい

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『インクレディブル・ファミリー』ウェルメイドのネクスト・ステージへ

2019/02/16 | アニメ, 映画:ア行

ピクサー作品にハズレは少ない。新作が出てくるたび、「また面白いんだろうな〜」と期待のハードルをかなり高くしていてもほとんど影響はない。これはブランドとしての企業努力の賜物。マーケットリサーチや

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『犬ヶ島』オシャレという煙に巻かれて

ウェス・アンダーソン監督の作品は、必ず興味を惹くのだけれど、鑑賞後は必ず疲労と倦怠感がのしかかってくる。おそらく映画の情報量があまりに多いので、単純に疲れてしまうのだろう。 このストップ

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 お祭り映画の行方

2018/10/20 | 映画:ア行, 映画館

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』やっと観た! 連綿と続くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の前作『ブラック・パンサー』を観そびれていたので、なかなかこちらへ進むこと

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『お嬢さん』 無国籍お耽美映画は解放へ向かう

2018/09/05 | 映画:ア行,

韓国産の作風は、韓流ドラマのような甘ったるいものと、血みどろで殺伐とした映画と極端に分かれているような気がする。韓流作品はビター・アンド・スイート。テレビで韓流ドラマを楽しんでいたマダムが、何

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『IT(2017年)』 それが見えても終わらないために

2018/07/08 | 映画:ア行,

スティーヴン・キングの有名小説で映像化は2回目になる『IT』。邦題には『“それ”が見えたら、終わり』という蛇足なサブタイトルがついている。前回のテレビドラマ版と区別するためのサブタイトルなんだ

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『赤毛のアン』アーティストの弊害

アニメ監督の高畑勲監督が先日亡くなられた。紹介されるフィルモグラフィは、スタジオジブリのものが多かったが、日本アニメーション時代の『世界名作劇場』シリーズも彼の代表作。初期の作品は、自分も幼少

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『生きる』立派な人は経済の場では探せない

2018/05/10 | 映画:ア行,

  黒澤明監督の代表作『生きる』。黒澤作品といえば、時代劇アクションとなりがちだが、この『生きる』も、ヒューマンドラマでありながら、テンポがよく感情移入しやすいエンターテイメント映画に

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『アトミック・ブロンド』時代の転機をどう乗り越えるか

2018/04/09 | 映画:ア行, 音楽

シャーリーズ・セロン主演のスパイ・アクション映画『アトミック・ブロンド』。映画の舞台は東西ベルリンの壁崩壊寸前の1989年。もうサントラがどストライク。映画は冒頭のっけからニューオーダーの『ブルーマン

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『ウェンズデー』  モノトーンの10代

気になっていたNetflixのドラマシリーズ『ウェンズデー』を

『坂の上の雲』 明治時代から昭和を読み解く

NHKドラマ『坂の上の雲』の再放送が始まった。海外のドラマだと

『ビートルジュース』 ゴシック少女リーパー(R(L)eaper)!

『ビートルジュース』の続編新作が36年ぶりに制作された。正直自

『ボーはおそれている』 被害者意識の加害者

なんじゃこりゃ、と鑑賞後になるトンデモ映画。前作『ミッドサマー

『夜明けのすべて』 嫌な奴の理由

三宅唱監督の『夜明けのすべて』が、自分のSNSのTLでよく話題

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