「 映画:ア行 」 一覧
『エレファント・マン』 感動ポルノ、そして体調悪化
2016/09/11 | 映画:ア行
『エレファント・マン』は、自分がデヴィッド・リンチの名前を知るきっかけになった作品。小学生だった自分は、この悪夢的な映像美に圧倒された。当時よくこの作品を観て「泣いた」という声を聞いたが、自分
『ウルトラマン』社会性と同人性
2016/07/30 | 映画:ア行
今年はウルトラマンシリーズ誕生の50周年記念とのこと。先日、テレビで特集番組が放送されていた。自分も幼少の頃から小学低学年まで夢中になっていたシリーズだ。小さい頃観ていて、とっくに
『アイ・アム・サム』ハンディがある人と共に働ける社会
映画『アイ・アム・サム』は公開当時、びっくりするくらい女性客でいっぱいだった。満席の劇場には、男は自分をふくめ、数人しかいなかった。 主人公は7歳の精神年齢のまま中年になった
『WOOD JOB!』そして人生は続いていく
矢口史靖監督といえば、『ウォーターボーイズ』のような部活ものの作品や、『ハッピーフライト』みたいな職業紹介ものが多い。この『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』は後者にあたる
『エイリアン』とブラック企業
2016/04/27 | 映画:ア行
去る4月26日はなんでもエイリアンの日だったそうで。どうしてエイリアンの日だったかと調べてみれば、エイリアンが見つかった惑星がLV-426という名前に由来しているらしい。5月4日が「May t
『アントマン』ちっちゃくなってどう闘うの?
2016/04/14 | 映画:ア行
マーベルのスーパーヒーロー集団『アベンジャーズ』が集結する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』がもうすぐ日本でも公開する。『キャプテン・アメリカ』の前作『ウィンター・ソルジャー』も面白かったので、
『アーロと少年』 過酷な現実をみせつけられて
く、暗いゾ。笑いの要素がほとんどない……。 日本のポスタービジュアルが、アーロと少年スポットが泣きながら抱き合っているものだったので、イヤな予感はしていた。最近のディズニー映画は、日本版
『イレイザーヘッド』 狂気は日常のすぐそばに
2016/01/10 | 映画:ア行
渋谷のシネマライズが閉館した。自分が10代の頃からあしげく通っていた映画館。そういえば最近、行ってなかったな~と思っていた矢先の閉館だった。自分は子どもができてから映画をあまり観れなくなったこ
『インサイド・ヘッド』むずかしいことをゆかいに!!
ピクサーの2015年作品『インサイド・ヘッド』。ものすごい脚本だな〜、と感心してしまう映画。脳科学が流行っているから、それをファンタジーとして描こうという、とても地味なテーマ。ライリーという1
『アバター』観客に甘い作品は、のびしろをくれない
ジェイムズ・キャメロン監督の世界的大ヒット作『アバター』。あんなにヒットしたのに、もう誰もそのタイトルを口にしない。あたかも作品自体が封印されたかのようだ。まあ、続編も準備中らしいので、それが動き出し