「 映画:ア行 」 一覧
『アニー(1982年版)』子どもから見た大人たちの世界
かつてタレントのタモリさんが、テレビでさんざっぱら自身のミュージカル嫌いを語っていた。まだ小さかった自分は、それに感化されて、ミュージカルとはくだらないものなのだろうと思い込んでい
『エクス・マキナ』萌えの行方
2017/10/08 | 映画:ア行
イギリスの独立系SFスリラー映画『エクス・マキナ』。なんともいえないイヤ〜な後味がする映画。心にのっぺりと澱が溜まってくるような感じ。R指定マークがこれでもかと強調されているディスクのレイアウト。確か
『一九八四年』大事なことはおばちゃんに聞け!
『一九八四年』はジョージ・オーウェルの1949年に発表された、近未来の完全管理社会を描いたディストピアSF小説。のちに影響を与えた作品の多さに驚かされる。テリー・ギリアム監督の『未来世紀ブラジル』やら
『オデッセイ』 ラフ & タフ。己が動けば世界も動く⁉︎
2016年も押し詰まってきた。今年は世界で予想外のビックリがたくさんあった。イギリスのEU離脱や、アメリカのトランプ大統領誕生。それに日本での新海誠監督作品が国民的な大ヒット。自分が思っているより遥か
『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』夢を現実にした最低で最高の男
芸能界は怖いところだよ。よく聞く言葉。 本書は『宇宙戦艦ヤマト』のプロデューサーで、実質的な生みの親である西崎義展氏の人生を綴っている。 『宇宙戦艦ヤマト』は、SFアニメブームの先駆けの作品。
『エレファント・マン』と感動ポルノ、そして体調悪化
2016/09/11 | 映画:ア行
『エレファント・マン』は、自分がデヴィッド・リンチの名前を知るきっかけになった作品。小学生だった自分は、この悪夢的な映像美に圧倒された。当時よくこの作品を観て「泣いた」という声を聞いたが、自分はそれに
『ウルトラマン』社会性と同人性
2016/07/30 | 映画:ア行
今年はウルトラマンシリーズ誕生の50周年記念とのこと。先日、テレビで特集番組が放送されていた。自分も幼少の頃から小学低学年まで夢中になっていたシリーズだ。小さい頃観ていて、とっくに
『アイ・アム・サム』ハンディがある人と共に働ける社会
映画『アイ・アム・サム』は公開当時、びっくりするくらい女性客でいっぱいだった。満席の劇場には、男は自分をふくめ、数人しかいなかった。 主人公は7歳の精神年齢のまま中年になった
『WOOD JOB!』そして人生は続いていく
矢口史靖監督といえば、『ウォーターボーイズ』のような部活ものの作品や、『ハッピーフライト』みたいな職業紹介ものが多い。この『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』は後者にあたる
『エイリアン』とブラック企業
2016/04/27 | 映画:ア行
去る4月26日はなんでもエイリアンの日だったそうで。どうしてエイリアンの日だったかと調べてみれば、エイリアンが見つかった惑星がLV-426という名前に由来しているらしい。5月4日が