「 映画:ア行 」 一覧
『アベンジャーズ/エンドゲーム』ネタバレは国家を揺るがす
世界中で歴代ヒットの観客数を更新しつつある『アベンジャーズ/エンドゲーム』。マーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)の一区切りをつける作品ということもあって話題は尽きない。 自分もい
『インクレディブル・ファミリー』ウェルメイドのネクスト・ステージへ
ピクサー作品にハズレは少ない。新作が出てくるたび、「また面白いんだろうな〜」と期待のハードルをかなり高くしていてもほとんど影響はない。これはブランドとしての企業努力の賜物。マーケットリサーチや
『犬ヶ島』オシャレという煙に巻かれて
ウェス・アンダーソン監督の作品は、必ず興味を惹くのだけれど、鑑賞後は必ず疲労と倦怠感がのしかかってくる。おそらく映画の情報量があまりに多いので、単純に疲れてしまうのだろう。 このストップ
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 お祭り映画の行方
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』やっと観た! 連綿と続くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の前作『ブラック・パンサー』を観そびれていたので、なかなかこちらへ進むこと
『お嬢さん』 無国籍お耽美映画は解放へ向かう
韓国産の作風は、韓流ドラマのような甘ったるいものと、血みどろで殺伐とした映画と極端に分かれているような気がする。韓流作品はビター・アンド・スイート。テレビで韓流ドラマを楽しんでいたマダムが、何
『IT(2017年)』 それが見えても終わらないために
スティーヴン・キングの有名小説で映像化は2回目になる『IT』。邦題には『“それ”が見えたら、終わり』という蛇足なサブタイトルがついている。前回のテレビドラマ版と区別するためのサブタイトルなんだ
『生きる』立派な人は経済の場では探せない
黒澤明監督の代表作『生きる』。黒澤作品といえば、時代劇アクションとなりがちだが、この『生きる』も、ヒューマンドラマでありながら、テンポがよく感情移入しやすいエンターテイメント映画に
『アトミック・ブロンド』時代の転機をどう乗り越えるか
シャーリーズ・セロン主演のスパイ・アクション映画『アトミック・ブロンド』。映画の舞台は東西ベルリンの壁崩壊寸前の1989年。もうサントラがどストライク。映画は冒頭のっけからニューオーダーの『ブルーマン
『怒り』 自己責任で世界がよどむ
正直自分は、最近の日本のメジャー映画を侮っていた。その日本の大手映画会社・東宝が製作した映画『怒り』。まさかここまで見応えがある作品だとは思わなかった。自分は本作で音楽を担当している坂本龍一さ