さよならロビン・ウィリアムズ = ジーニー『アラジン』
ロビン・ウィリアムズが
8月11日に亡くなったそうです。
彼の作品には名作が多く、
観始めたら彼の演技に圧倒されて、
夢中になってみてしまう事が多い。
ロビン・ウィリアムズは演技が達者だけど、
どうもこのパワフルさが疲れてしまって、
個人的にはあまり得意ではないらしい。
このロビンのハイテンションと
キャラクターがマッチしたのは
ディズニー映画の『アラジン』での
ランプの魔人ジーニー役。
最近CSで子どもと観たのですが、
これは日本語版で山寺宏一さんが
演じていました。
一時期落ち目になっていたディズニーアニメが
『リトルマーメイド』、『美女と野獣』の
大ヒットで快進撃まっただ中の『アラジン』。
劇中歌『ホール・ニュー・ワールド』は
いまだに結婚式でも使われる名曲。
難しい歌なのに、子どもたちも口ずさむ。
ディズニーアニメは、
その時代の最先端の技術や、
トップクラスのミュージシャンを起用し、
最高のエンターテイメントを目指す。
アニメーションは海外では基本的には
カートゥーン(子ども向け)であるのだが、
最高のスタッフが最高の技術を
駆使して制作されるので、
大人の鑑賞にも十分堪えうる名作が誕生する。
『アナと雪の女王』もその流れで生まれた作品。
ただ勘違いしないで欲しいのは、
ディズニー作品はあらゆるエンターテイメントの
入門編みたいな存在で、
本質までは触れていないということ。
ここから、文学・古典・ミュージカル……。
あらゆる作品に触れる
きっかけ作りの作品である。
物足りなければ、
そこから自分で開拓して行くべき。
昨今『アナ雪』批判などあるが、
それらはまったくもって野暮。
ディズニー映画は、
そこにとどまるものではなく、
それをきっかけに突き進むための
呼び水のようなものだと思うんですけどね。
関連記事
-
-
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』アメコミみたいなアイツ
トム・クルーズが好きだ! 自分が映画を観るときに、監督で選ぶことはあっても、役者で決めることはほとん
-
-
人を幸せにしたいなら、まず自分から『アメリ』
ジャン=ピエール・ジュネ監督の代表作『アメリ』。 ジュネ監督の今までの作風
-
-
『ズートピア』理不尽な社会をすり抜ける術
ずっと観たかったディズニー映画『ズートピア』をやっと観ることができた。公開当時から本当にあちこちから
-
-
『モアナと伝説の海』 ディズニーは民族も性別も超えて
ここ数年のディズニーアニメはノリに乗っている。公開する新作がどれも傑作で、興行的にも世界中で
-
-
『怪盗グルーのミニオン大脱走』 あれ、毒気が薄まった?
昨年の夏休み期間に公開された『怪盗グルー』シリーズの最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』。ずっとウチ
-
-
『ヒックとドラゴン(2025年)』 自分の居場所をつくる方法
アメリカのアニメスタジオ・ドリームワークス制作の『ヒックとドラゴン』が実写化された。アニメの
-
-
『レクイエム・フォー・ドリーム』 めくるめく幻覚の世界
「シェシェシェのシェー」と叫びながら隣人女性に危害を加えて捕まった男がいましたね。危険ドラッ
-
-
『1917 命をかけた伝令』 戦争映画は平和だからこそ観れる
コロナ禍の影響で『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開が当初の予定から約一年後の4月に一
-
-
『鉄コン筋クリート』ヤンキーマインド+バンドデシネ
アニメ映画『鉄コン筋クリート』が公開されて今年が10周年だそうです。いろいろ記念イベントやら関連書籍
-
-
『エイリアン ロムルス』 続編というお祭り
自分はSFが大好き。『エイリアン』シリーズは、小学生のころからテレビの放送があるたびに観てい
