「 本 」 一覧
『思い出のマーニー』 好きと伝える誇らしさと因縁
ジブリ映画の最新作である『思い出のマーニー』。 自分の周りでは、女性の評判はあまり良くなく、 男性の方が好評価なので、百聞は一見に如かず。 男性には新鮮で、女性にとっては 当たり前
『あしたのジョー』は死んだのか?
先日『あしたのジョー』の主人公矢吹丈の ライバル・力石徹役の仲村秀生氏が亡くなりました。 ご冥福をお祈り致します。 さて、ジョーは最終回で ホセ・メンドーサとの対決後、 真っ白に
ある意味アグレッシブな子ども向け映画『河童のクゥと夏休み』
アニメ映画『河童のクゥと夏休み』。 良い意味でクレイジーな子ども向けアニメ映画です。 上映時間が2時間半近くあるのも常識を越えている。 地味な映画だったので、 自分は当
宿命も、運命も、優しく包み込む『夕凪の街 桜の国』
広島の原爆がテーマのマンガ。 こうの史代氏著『夕凪の街 桜の国』。 戦争や原爆をテーマにすると どぎつい絵柄を想像しがちだが、 この作品のタッチは優しい。 終戦の
逆境も笑い飛ばせ! 日本人のユーモアセンスは!?『団地ともお』
『団地ともお』は小学生。 母親と中学生になる姉と 三人で団地暮らし。 父親は単身赴任で別居中。 父親不在のこの家庭、 ときどきお父さんが帰ってくる エピソードがある
『STAND BY ME ドラえもん』 大人は感動、子どもには不要な哀しみ?
映画『STAND BY ME ドラえもん』を 5歳になる娘と一緒に観に行きました。 ドラえもん初の3DCG作品であり、 原作のチョイスも感動編や恋愛編などの 評判が良かったものばか
『TOMORROW 明日』 忘れがちな長崎のこと
本日8月9日は長崎の原爆の日。 とかく原爆といえば広島ばかりが とりざたされますが、本作は長崎が舞台。 映画『TOMORROW 明日』は 黒木和雄監督の 戦争レクイエム三部作
『黒い雨』 エロスとタナトス、ガラパゴス
映画『黒い雨』。 夏休みになると読書感想文の候補作となる 井伏鱒二氏の原作を今村昌平監督が映画化。 広島の原爆と原爆症に苦しむ 普通の人々を描いた本作。 当時としてはかえって
『父と暮らせば』生きている限り、幸せをめざさなければならない
今日、2014年8月6日は69回目の原爆の日。 毎年、この頃くらいは戦争と平和について じっくり考えようと思う。 映画『父と暮らせば』は井上ひさし氏の 戯曲が原作と
『バンカー・パレス・ホテル』 ホントは似てる?日仏文化
ダメよ~、ダメダメ。 日本エレキテル連合という 女性二人の芸人さんがいます。 白塗りの女をおっちゃんが ネチネチ口説いているネタ。 これがフランスSF映画 『バンカー・パレ