*

「 映画:カ行 」 一覧

『神風』ベッソン発SF映画は紛らわしいタイトル

2016/01/11 | 映画:カ行, 音楽

  フランスの俳優ミシェル・ガラブリュさんが1月4日に亡くなったそうです。フランスの役者さんということもあってか、日本ではあまり知られていない。自分はリュック・ベッソン監督の初期作品『

続きを見る

『清洲会議』でおいてけぼり

2015/10/31 | 映画:カ行

  現在公開中の新作『ギャラクシー街道』も好調らしい三谷幸喜監督の前作にあたる『清洲会議』。 自分は初期の頃の三谷幸喜作品の大ファンでした。テレビシリーズの『やっぱり猫が好き』や

続きを見る

『グラディエーター』 Are You Not Entertained?

当たり外れの激しいリドリー・スコット監督の作品。この『グラディエーター』はファーストショットを観た瞬間、名作になるかも?と直感した。稲畑を触る男の手でこの映画は始まる。劇伴はオリエンタルな女性

続きを見る

『CASSHERN』本心はしくじってないっしょ

  先日、テレビ朝日の『しくじり先生』とい番組に紀里谷和明監督が出演していた。演題は『日本映画界から嫌われてしまった男』。この番組は一時期一世風靡したような人で、メディアから姿を消して

続きを見る

『風が吹くとき』こうして戦争が始まる

2015/08/08 | アニメ, 映画:カ行,

  レイモンド・ブリッグズの絵本が原作の映画『風が吹くとき』。レイモンド・ブリッグズといえば『さむがりやのサンタ』や『スノーマン』の作家さん。『さむがりやのサンタ』なんか、文句ばっかり

続きを見る

『くまのプーさん』ハチミツジャンキーとピンクの象

2015/08/03 | アニメ, 映画:カ行

  8月3日はハチミツで、『ハチミツの日』。『くまのプーさん』がフィーチャーされるの日でもあります。でもこれ明らかに日本だけの記念日ですね。ディズニー映画の『くまのプーさん』は息子が2

続きを見る

『嫌われ松子の一生』 道から逸れると人生終わり?

2015/07/27 | 映画:カ行,

中島哲也監督の名作である。映画公開当時、とかく中島監督と主演の中谷美紀さんとが喧嘩しながら作ったと話題になっていた。原作小説は一人の女が堕ちていく、正直不愉快陳腐な物語と言っていい。それを中島

続きを見る

『コクリコ坂から』 横浜はファンタジーの入口

横浜、とても魅力的な場所。都心からも交通が便利で、横浜駅はともかく桜木町へでてしまえば、開放的で大気には潮の香りで満ちている。今の季節だとちょっと熱いが、いつも気持ちのいい風が吹いている。広々

続きを見る

発信者がウソをついてたら?『告白』

2015/07/03 | 映画:カ行,

  中島哲也監督作品、湊かなえ著原作『告白』。この映画の演出のセンスの良さにシビレました。音楽の使い方、渇いた映像、役者の演技。日本映画では最高水準ではないか? あまりに夢中になって映

続きを見る

社会風刺が効いてる『グエムル ー漢江の怪物ー』

2015/06/14 | アニメ, 映画:カ行

  韓国でまたMERSが猛威を振るっていると日々の報道で伝わってきます。このMERSを含めて自国の社会風刺も織り交ぜたポン・ジュノ監督の『グエムル ー漢江の怪物ー』。ハリウッドナイズさ

続きを見る

『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』 映画鑑賞という祭り

アニメ版の『鬼滅の刃』がやっと最終段階に入ってきた。コロナ禍の

『ひとりでしにたい』 面倒なことに蓋をしない

カレー沢薫さん原作のマンガ『ひとりでしにたい』は、ネットでよく

『舟を編む』 生きづらさのその先

三浦しをんさんの小説『舟を編む』は、ときどき日常でも話題にあが

『さらば、我が愛 覇王別姫』 眩すぎる地獄

2025年の4月、SNSを通して中国の俳優レスリー・チャンが亡

『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴

→もっと見る

PAGE TOP ↑