*

『ゴーストバスターズ』ファミリー向け映画求む!

公開日: : 最終更新日:2019/06/12 アニメ, 映画:カ行

ずっと頓挫し続けてた『ゴーストバスターズ』の新作が、今年の夏公開される。ものごとって決まったらはやいな〜とつくづく思う。

『ゴーストバスターズ』は、なんとなくオリジナルメンバーに再結成して欲しい気がしていたので、2014年にハロルド・ライミスが亡くなった時点で、パート3の企画は流れたと思ってしまった。でも今度はメンバーを全員女性にして、リブートしていくとなったわけで。女性ばかりの『ゴーストバスターズ』と聞いた自分は、すぐさま美人ばかりが集まるバスターズを想像してしまって、これはないなと感じてしまった。美人ばかりの作品は正直もう辟易してる。でも新作の予告編みたら、イヤな予感は幸いにもハズレていた。女版ゴーストバスターズのメンバーは、ダメダメそうな連中みたい。これは楽しそう!  オリジナルのアイバン・ライトマンは監督しないけど、一作目の雰囲気に近いみたい。

自分は『ゴーストバスターズ』は小学生の頃、近所の映画館で観ている。それまで映画といえばアニメ作品ばかり観ていた。『ゴーストバスターズ』が公開された1984年の年末は、日本の宣伝で『3G(スリージー)』と言って盛り上げていた。同時期公開の『グレムリン』と『ゴジラ』の3作品の頭文字「G」をとって、目玉作品を強調していた。この流れに乗せられて、自分は3作品全部観てしまった。小学生なのにひとりで都心まで映画を観に行ってしまうという、今ならとんでもないことをしていた。映画好きなのは素質としてあったが、この年をきっかけに映画好きに加速がかかった。当時のハリウッド映画は魅力的だった。

実は最近になって『ゴーストバスターズ』を観直すきっかけをくれたのは、幼稚園児の息子のご所望だった。なんでも『妖怪ウォッチ』でマシュマロマンのパロディをやったそうで、そのオリジナルを観たいと、かなりアツく頼まれた。アニメでない作品を観たいなんて初めて。妻も子供時代、さんざっぱら観た『ゴーストバスターズ』ということで、家族みんなで鑑賞した。ゴーストたちがちょっぴり怖くて、子供達もきゃあきゃあ言いながら楽しんでくれた。自分も子供時代に観た映画を、まさか親になってから自分の子たちと観るとは夢にも思っていなかった。

この「ちょっぴり怖い」ってさじ加減が大事。怖すぎでもダメだし、かと言ってスリルがないとヌルくて物足りない。最近の映画は大人目線になりすぎて、純粋にファミリーで楽しめる作品が少なくなった。親子で観れる作品は、アニメばかりなような気がする。やっぱり実写で、役者さんの芝居の映画を家族みんなで観たいものだ。そうなると新しい『ゴーストバスターズ』は、久しぶりのファミリー向け映画の大作になるのかもしれない。期待大!!

関連記事

no image

『ローガン』どーんと落ち込むスーパーヒーロー映画

映画製作時、どんな方向性でその作品を作るのか、事前に綿密に打ち合わせがされる。制作費が高ければ高いほ

記事を読む

no image

『シェイプ・オブ・ウォーター』懐古趣味は進むよどこまでも

今年2018年のアカデミー賞の主要部門を獲得したギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォータ

記事を読む

no image

『async/坂本龍一』アートもカジュアルに

  人の趣味嗜好はそうそう変わらない。 どんなに年月を経ても、若い頃に影響を受

記事を読む

no image

『嫌われ松子の一生』道から逸れると人生終わり?

  中島哲也監督の名作である。映画公開当時、とかく中島監督と主演の中谷美紀さんとが喧

記事を読む

no image

『銀河鉄道999』永遠の命、それは拝金主義の象徴。

  『銀河鉄道999』は自分が小学生低学年の頃、 社会現象になるくらいの人気があっ

記事を読む

no image

『未来少年コナン』厄介な仕事の秘密

NHKのアニメ『未来少年コナン』は、自分がまだ小さい時リアルタイムで観ていた。なんでもNHKで初の連

記事を読む

no image

『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』映画監督がロボットになる日

やっとこさ子ども達と今年の映画『ドラえもん』を観た。毎年春になると、映画の『ドラえもん』が公開される

記事を読む

no image

王道、いや黄金の道『荒木飛呂彦の漫画術』

  荒木飛呂彦さんと言えば『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの漫画家さん。自分は少年ジ

記事を読む

no image

暗い問題を明るく描く『塔の上のラプンツェル』

  大ヒット作『アナと雪の女王』もこの 『塔の上のラプンツェル』の成功なしでは

記事を読む

no image

『君の名は。』株式会社個人作家

  日本映画の興行収入の記録を塗り替えた大ヒット作『君の名は。』をやっと観た。実は自

記事を読む

no image
『サトラレ』現実と虚構が繋がるとき

昨年、俳優の八千草薫さんが亡くなられた。八千草さんの代表作には、たくさ

no image
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』考えずに依存ばかりしてると

クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・

no image
『映像研には手を出すな!』好きなことだけしてたい夢

NHKの深夜アニメ『映像研には手を出すな!』をなぜか観始めてしまった。

no image
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』子どもとオトナコドモ

小学二年生の息子が「キング・オブ・モンスターズが観たい」と、劇場公開時

no image
『しあわせはどこにある』おじさんが旅に出る理由

サイモン・ペッグが観たい! ハリウッドのヒットメーカーであるJ.J.

→もっと見る

PAGE TOP ↑