ずっと頓挫し続けてた『ゴーストバスターズ』の新作が、今年の夏公開される。ものごとって決まったらはやいな〜とつくづく思う。

『ゴーストバスターズ』は、なんとなくオリジナルメンバーに再結成して欲しい気がしていたので、2014年にハロルド・ライミスが亡くなった時点で、パート3の企画は流れたと思ってしまった。でも今度はメンバーを全員女性にして、リブートしていくとなったわけで。女性ばかりの『ゴーストバスターズ』と聞いた自分は、すぐさま美人ばかりが集まるバスターズを想像してしまって、これはないなと感じてしまった。美人ばかりの作品は正直もう辟易してる。でも新作の予告編みたら、イヤな予感は幸いにもハズレていた。女版ゴーストバスターズのメンバーは、ダメダメそうな連中みたい。これは楽しそう!  オリジナルのアイバン・ライトマンは監督しないけど、一作目の雰囲気に近いみたい。

自分は『ゴーストバスターズ』は小学生の頃、近所の映画館で観ている。それまで映画といえばアニメ作品ばかり観ていた。『ゴーストバスターズ』が公開された1984年の年末は、日本の宣伝で『3G(スリージー)』と言って盛り上げていた。同時期公開の『グレムリン』と『ゴジラ』の3作品の頭文字「G」をとって、目玉作品を強調していた。この流れに乗せられて、自分は3作品全部観てしまった。小学生なのにひとりで都心まで映画を観に行ってしまうという、今ならとんでもないことをしていた。映画好きなのは素質としてあったが、この年をきっかけに映画好きに加速がかかった。当時のハリウッド映画は魅力的だった。

実は最近になって『ゴーストバスターズ』を観直すきっかけをくれたのは、幼稚園児の息子のご所望だった。なんでも『妖怪ウォッチ』でマシュマロマンのパロディをやったそうで、そのオリジナルを観たいと、かなりアツく頼まれた。アニメでない作品を観たいなんて初めて。妻も子供時代、さんざっぱら観た『ゴーストバスターズ』ということで、家族みんなで鑑賞した。ゴーストたちがちょっぴり怖くて、子供達もきゃあきゃあ言いながら楽しんでくれた。自分も子供時代に観た映画を、まさか親になってから自分の子たちと観るとは夢にも思っていなかった。

この「ちょっぴり怖い」ってさじ加減が大事。怖すぎでもダメだし、かと言ってスリルがないとヌルくて物足りない。最近の映画は大人目線になりすぎて、純粋にファミリーで楽しめる作品が少なくなった。親子で観れる作品は、アニメばかりなような気がする。やっぱり実写で、役者さんの芝居の映画を家族みんなで観たいものだ。そうなると新しい『ゴーストバスターズ』は、久しぶりのファミリー向け映画の大作になるのかもしれない。期待大!!