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「 音楽 」 一覧

『ブレードランナー2049』 映画への接し方の分岐点

日本のテレビドラマで『結婚できない男』という名作コメディがある。仕事ができてハンサムな建築家が主人公。でも彼はものすごい偏屈。彼の口癖は「僕はね、結婚できないんじゃなくて結婚しないんですよ」ま

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『トロールズ』これって文化的鎖国の始まり?

  配信チャンネルの目玉コーナーから、うちの子どもたちが『トロールズ』を選んできた。あれ、これドリームワークス製作? 大手メジャーのハリウッド製アニメだったんだ。まったく知らない作品だ

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『美女と野獣』古きオリジナルへのリスペクトと、新たなLGBT共生社会へのエール

ディズニーアニメ版『美女と野獣』が公開されたのは1991年。今や泣く子も黙る印象のディズニーなので信じがたいが、当時のディズニー映画は人気が下火。なんとかして起死回生しようと躍起になっていた。前作『リ

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『ダンケルク』規格から攻めてくる不思議な映画

2017/09/29 | 映画:タ行, 音楽

クリストファー・ノーランは自分にとっては当たり外れの激しい作風の監督さん。 時系列が逆に進む長編処女作『メメント』は、何が起こっているのか結局わからなかった。名作と言われる『ダークナイト』シリー

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『幸せへのキセキ』過去と対峙し未来へ生きる

  外国映画の日本での宣伝のされ方の間違ったニュアンスで、見逃してしまった名作はたくさんある。この映画『幸せへのキセキ』も危うく見逃しかけた作品だ。 『幸せへのキセキ』。なんとも

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『ロッキー』ここぞという瞬間はそう度々訪れない

2017/06/24 | 映画:ラ行, 音楽

『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセン監督が亡くなった。人生長く生きていると、かつて自分が影響を受けた作品の監督やら役者やら、どんどんこの世を去ってしまう。諸行無常とはまさにこのこと。ご冥福をお祈り

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『async/坂本龍一』アートもカジュアルに

2017/05/11 | 映画:カ行, 音楽

人の趣味嗜好はそうそう変わらない。 どんなに年月を経ても、若い頃に影響を受けて擦り込まれた好みは、歳を取っても大して変わらない。毎日やっているルーチンワークも、その人の一生からとらえたら

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『うつヌケ』ゴーストの囁きに耳を傾けて

2017/04/19 | アニメ, , 音楽

  春まっさかり。日々暖かくなってきて、気持ちがいい。でもこの春先の時季になると、ひんぱんに人身事故で電車が動かなくなったり、とんでもない事件を起こす輩が出没したりする。寒暖の激しいこ

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『SING』万人に響く魂(ソウル)!

「あー楽しかった!」 イルミネーション・エンターテイメントの新作『SING』鑑賞後、ウチの子たちが開口一番に放った言葉。この映画は本当に楽しい。 動物を擬人化したアニメーション映画だけど、ディ

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『モアナと伝説の海』 ディズニーは民族も性別も超えて

ここ数年のディズニーアニメはノリに乗っている。公開する新作がどれも傑作で、興行的にも世界中で成功している。この『モアナと伝説の海』も、その上昇気流を途絶えることなく、さらにパワーアップした作品

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『ケナは韓国が嫌いで』 幸せの青い鳥はどこ?

日本と韓国は似ているところが多い。反目しているような印象は、歴

『LAZARUS ラザロ』 The 外資系国産アニメ

この数年自分は、SNSでエンタメ情報を得ることが多くなってきた

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 みんな良い人でいて欲しい

『牯嶺街少年殺人事件』という台湾映画が公開されたのは90年初期

『パスト ライブス 再会』 歩んだ道を確かめる

なんとも行間の多い映画。24年にわたる話を2時間弱で描いていく

『ロボット・ドリームズ』 幸せは執着を越えて

『ロボット・ドリームズ』というアニメがSNSで評判だった。フラ

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