*

『THIS IS US』人生の問題は万国共通

2018/05/16 | ドラマ, 映画:タ行

アメリカのテレビドラマ『THIS IS US』を勧められて観た。ゴールデングローブ賞やエミー賞を獲ったドラマというので興味が湧くが、テレビドラマシリーズは何せ長いので、観はじめるまで気合いを入れないと

続きを見る

『生きる』立派な人は経済の場では探せない

2018/05/10 | 映画:ア行,

  黒澤明監督の代表作『生きる』。黒澤作品といえば、時代劇アクションとなりがちだが、この『生きる』も、ヒューマンドラマでありながら、テンポがよく感情移入しやすいエンターテイメント映画に

続きを見る

『ヒミズ』 闇のスパイラルは想像力で打開せよ!

2018/05/02 | 映画:ハ行,

園子温監督作品の評判は、どこへ行っても聞かされる。自分も園子温監督の存在は『ぴあフィルムフェスティバル』で頭角を現し始めていた頃から知ってはいた。でも未だ彼の作品を一本も観たことがない。縁がな

続きを見る

『高慢と偏見(1995年)』 婚活100年前、イギリスにて

2018/04/22 | ドラマ, 映画:カ行,

ジェーン・オースティンの恋愛小説の古典『高慢と偏見』をイギリスのBBCテレビが制作したドラマ版。なんでもこのドラマの放送時には、そのテレビを観るためにロンドンから人がいなくなったとかまで言われ

続きを見る

『メアリと魔女の花』制御できない力なんていらない

スタジオジブリのスタッフが独立して立ち上げたスタジオポノックの第一弾作品『メアリと魔女の花』。先に鑑賞した周囲の人たちの感想はあまり芳しいものではなかった。しかし、自分はこの映画、とても面白く観てしま

続きを見る

『東京暮色』 生まれてきた命、生まれてこなかった命

2018/04/15 | 映画:タ行

第68回ベルリン国際映画祭で小津安二郎監督の『東京暮色』の4Kレストア版が上映された。小津作品へのオマージュ作も多いヴィム・ヴェンダース監督と坂本龍一さんが当日登壇していた。とても興味深い上映

続きを見る

『モモ』知恵の力はディストピアも越えていく

2018/04/14 | 映画:マ行,

ドイツの児童作家ミヒャエル・エンデの代表作『モモ』。今の日本にとてもあてはまる童話だ。時間泥棒たちに時間を奪われた人たちが余裕をなくしていくという物語。 気のおけない身の周りの人たちと過ごす何気

続きを見る

『アトミック・ブロンド』時代の転機をどう乗り越えるか

2018/04/09 | 映画:ア行, 音楽

シャーリーズ・セロン主演のスパイ・アクション映画『アトミック・ブロンド』。映画の舞台は東西ベルリンの壁崩壊寸前の1989年。もうサントラがどストライク。映画は冒頭のっけからニューオーダーの『ブルーマン

続きを見る

『怒り』 自己責任で世界がよどむ

2018/04/01 | 映画:ア行, , 音楽

正直自分は、最近の日本のメジャー映画を侮っていた。その日本の大手映画会社・東宝が製作した映画『怒り』。まさかここまで見応えがある作品だとは思わなかった。自分は本作で音楽を担当している坂本龍一さ

続きを見る

『Shall we ダンス?』 まじめなだけじゃダメですか?

2018/03/30 | 映画:サ行, 映画館

1996年の周防正行監督の名作コメディ『Shall we ダンス?』。これなら子どもたちとも観れると、久々に鑑賞した。 自分は映画公開当時、『Shall we ダンス?』の主人公・杉山さ

続きを見る

『cocoon』 くだらなくてかわいくてきれいなもの

自分は電子音楽が好き。最近では牛尾憲輔さんの音楽をよく聴いてい

『僕らの世界が交わるまで』 自分の正しいは誰のもの

SNSで話題になっていた『僕らの世界が交わるまで』。ハートウォ

『アフリカン・カンフー・ナチス』 世界を股にかけた厨二病

2025年の今年は第二次世界大戦から終戦80周年で節目の年。そ

『トクサツガガガ』 みんなで普通の人のフリをする

ずっと気になっていたNHKドラマ『トクサツガガガ』を観た。今や

『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』 黒歴史を乗り越えて

カナダ映画の『アイ・ライク・ムービーズ』がSNSで話題になって

→もっと見る

PAGE TOP ↑